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NO.563 ブルーベルW-500

  • guitarportkobecom
  • 9月5日
  • 読了時間: 2分

M様からブルーベルW-500mメンテナンスのご依頼を頂きました。

若いころに三ノ宮の国際楽器で購入されたというギャラガータイプのW500です。

ラベルを観ますとレアなTAMA製と書いてあります。

ハードケースに仕舞ったまま長い間弾いていなかったそうですがギターを久々に弾くとフレットの減りが気になって治して欲しいとのことです。

1~3フレットに摩耗がありましたので部分的にフレット交換をします。

ヘッド側、ボディ内にトラスロッドが見当たりませんがネックの状態は良い状態です。

3Fまでのフレットを抜いて新しいフレットを打ち込んだ時の振動でナットが取れまして~

取れたナットの下からロッドの頭が見えました⁉(ロッドが左右に動くのを確認して少しだけ締めこみました)

オーナー様もロッドが無い仕様だと思っていたそうです~

フレットを交換して全体を磨き上げました。

オーナー様にお渡ししてフレットの引っ掛かりが無くなって弾きやすくなったと喜んで頂きました。

ハードケースも湿気たような長年の匂いが籠っていたので、掃除してから数時間蓋を開けて陰干ししておきました~


約50年前に入手されたW-500、愛着のあるギターを再開して楽しんでくださいませ~

作りがしっかりしている70年代初期の良く響く鳴りで流石のTAMAのギターでございます。


 
 
 

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