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NO.394 ヒロコーポレーションのヒロさんへ訪問しました!

20年位前にアコースティックギターマガジンで確か一生ものアコギを探すみたいな企画でヒロさんの事を知りまして、グレーベンやアーヴィンソモギ等の海外ルシアーのギターを日本に持ち込んだ第一人者であることや、押尾コータローさんが若い頃ヒロさんの所に行って今でも使っておられるグレーベンを購入されたり、有名ミュージシャンの方が来られる所と知っておりましたので、神戸にそんな凄い人がいるんやとずっと思っておりまして、私みたいなものが行くにはちょっと敷居が高いのでずっと気にはなっておりましたがいつかは挨拶に行かせて頂きたいと思っていた所、最近私の所によく来てくれるÝさんからヒロさんの所に行ってんと言う話を聞いていたり、最近youtubeでヒロさんの動画を観てギターに対しての凄い知識と情熱を持っておられる方なので一度お会いしてお聞きしたいことがあったの行ってまいりました。

ヒロさんの所にお邪魔しまして、先ずは自己紹介的にGUITARPORTなるアコギ中心のメンテナンスを3年ほど前から細々とやらせて頂いていることを喋ってからは、それ以降は私がヒロさんにお聞きしたかった事について色々と話して頂いて、夕方に伺ってあっという間に2時間近くヒロさんがアコギに携わってきて50年近くに現在にいたる多岐にわたるお話を聞かせて頂きました。

現在はフィールズという自身のブランドのギター製作を中心に弾きやすさと音に拘って厳選された材から造られているとの事で試行錯誤をしながらご自宅の工房で1本1本手間暇を掛けた素晴らしいギターを造られている事を熱く語って頂いて、私自身はギター製作はしておりませんが、とても刺激を受ける位にヒロさんのギターに対する情熱のようなものを感じました。

ヒロさんの扱っておられるギターはどれも高級なのばかりで、私の扱っている廉価版のとは180°の違いがあって真逆な商売をやっておりますが、価格は違っても同じギターで弾きやすさに拘って私なりにやらせて頂いておりますのでとても共感出来るものを感じました。

以前に読んだアコースティックギターマガジンの最後の方にヒロさんも廉価版のギターも扱ってみたいと書かれていて、何故かというとそれやないと若い人にギター文化が広まって行かないって言うのを覚えていて、それをヒロさんに言うとそういう事も大切な事やけど、まぁそれをやっていても中々儲からへんからなーと”実際に対して儲かってないので…”そこら辺りは私ももう少しシビアに考えていかなあかんなーと実感した次第であります。


私の所でいえば、この辺りの土地柄なのでしょうか時々東南アジア辺りの若い留学生さんが片言の日本語でアコギを買いに来てくれることがあるのですが、彼らの買うギターってまあそんなにお金に余裕があるはずもないのでたいてい2、3万円(中には1万円台⁉)とかの予算で探しているようなので、私もなるべく頑張ってお安く提供しているしているつもりなのでちーとは国際交流&ギター文化の普及に貢献出来ているかなぁとやっておりますが、やっぱり若い人が求めやすい価格のギターを提供することをやらないとギター文化って正直先細りやし、最近はお安いアジア製のギターの品質が良くなってきているのでその辺りはメーカーさんに頑張って頂いて、今後の目指すべきところは私のギターメンテナンスのスキルを上げていく事も課題なのでそういう事もヒロさんとお話させて頂いて目指すべき姿がはっきりとした感じがしました。

私よりの10歳以上お年を召されているヒロさんの凄いギターに関して深い知識と情熱を感じるお話をさせて頂いてとても刺激になって良い勉強になりました。

その辺りの事は教えてヒロさんでたっぷりと語っておられるので紹介しておきますね~

https://www.youtube.com/watch?v=KCnyUr3jbz8

この度は、貴重なヒロさんのお話を聞かせて頂いてとても勉強になりましてありがとうございました。

お聞きしたいことが一杯あってなんぼでも時間が経ってしまいそうなのですが、今後お邪魔させて頂く際にはお好きな粒あんの甘いものを持って行きますのでその際は宜しくお願い致します。

とってもギターに造詣が合って、私にとっては師匠のような優しいおじさんのヒロさんで御座いました。<(_ _)>

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