垂水区からお越しのOさんよりヘッドウェイ HD-80-Sのピックアップ取付け&弦高調整のご依頼を頂きました。
知り合いのクラプトンフリークで新長田でレンタルスペース(スタジオ)をされているKさんからのご紹介でご依頼を頂きました。
ヘッドウェイなんで代表的なモデルのHD-115かなと思っていたら1980年に限定100本で造られた記念モデルのHÐ-80-Sみたいでオーナーさんもモデル名がわからんとの事で友人さんから譲って頂いたギターとの事でした。(ギターフロンティアさんのギター紹介動画で同じこのHD-80-Sが出ていて15万円程(税込み)でした)
後付けのスカイソニックのピックアップが付いておりましたがボディを加工していない状態でジャックをストラップピンに付けて使っているのをエンドジャックの穴を加工してP.Uを取付けました。
弦高も少々高い(6弦12Fで約3ミリ)ので低くしてとの事でサドルを削って弾き易く調整しました(6弦5Fの音(A)がシャープするとの事でオクターブピッチが出来るだけ合うようにサドル頂点の位置を考慮しつつサドルの調整をしました)
ネックの状態は良くてロッドを触る必要が無かったのですが、初期のヘッドウェイってトラスロッドの調整がサウンドホールから手を突っ込んでネックブロックの際(きわ)の狭い隙間に専用の工具を用いて調整するようになっていて、素人が触れなくなっているようでした(持っていなかったのですが調べたらL型になった専用のスパナみたいなので、多分8ミリ位のスパナをL型に曲げて造れば代用できそうなので今度作ってみます)
ブリッジピンも交換して~とのことで付け替えまして全体を磨いてP.Uからきちんと音が鳴っていることを確認しました。
初期のヘッドウェイの希少な限定モデルという事でオーナー様にお渡ししましてとても弾き易くなったと喜んで頂きました。
ご紹介して頂いたKさん、ありがとうございました。
新長田のレンタルスペース、その名も”スローハンド”オーナーのKさんはクラプトン好きが高じてご自宅を改築されて音楽好きな方に使って頂けるスタジオ&多目的スペースを始められておられますので音楽好きの方が集まって賑やかになればいいですね!
こんばんは。こちらはサイド・バックは合板だと思いますが?