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NO.297 モーリスF-12

更新日:2022年1月8日

2022年一発目の紹介はまたまたモーピスロゴのF-12なんですよね~。

年末の30日にギターマニアの度々登場している高校生のY君がYオクで入手したこのF-12を持って来てくれまして、見せに来ただけと思っていたら、奇麗にしてっていうのとペグのブッシュ(1弦の)がないので付けてとのことでした。

良く観るとブリッジも少し浮いていたり、ブッシュの無い1弦だけ違うペグが付いていたり(Ý君も気付いていなかった)で私、「これジャンクやん!」って思わずÝ君に言ってしまいÝ君苦笑い…。

という事で2021年最後のご依頼になりまして、大みそかにこのF-12を磨いて、1弦のペグとブッシュも手持ちの同じのがありましたので付けまして、ブリッジもクランプして年明けの3日までそのままの状態(放置プレイ)で丸3日間しっかりと圧着しましたのでしっかりと付いておりました。

50年以上経ったギターですが各部を磨き倒して特にこのF-12はヘッドが黒に塗装されていて黒ヘッドって言われていますがアコギでこのように黒に塗られているのって少なくてF-15より下位グレードなのにギブソンっぽくて逆にこっちの方が渋くて黒光りしててカッコいいです。(同年代のPIALES FG-100も同じ黒ヘッドで良い感じです)

ブリッジピンは最初からブラスのが付いてて良い感じに変色していたので、ここは磨かないでとのリクエストだったのでそれ以外の所は徹底的に磨き仕上げました。

Ý君は前から私ん所で古いモーリスのモーピスロゴの良さを知っていたのでフォーク型のを探しているんですって言うのを聞いていたのでこの度念願の70年式の芳野楽器時代のF-12を持って来てくれて私も嬉しくて、ここ最近何故かモーピスロゴのが登場しておりますが、私が持っている同じ70年のF-15と弾き比べてみてÝ君のF-12(写真右)はサイドバックがマホガニーなのでF-15(こちらはサイドバックローズウッド写真左)音の違いがあって弾き比べてそれぞれとても味わいのある感じだったりで、ちょっとだけジャンクなF-12が復活出来て良かったと思います。

お年玉が溜まってまた何かギターを物色しているY君ですが、また良いギターを持って来てくれるのを楽しみにしておりますよ~。


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