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NO.295 謎のプロマーチン&ヤマキW-300

リサイクルショップ店主のNさんから仕入れた謎のプロマーチンとヤマキのW300を持って来て頂き、買い取りましてメンテナンスが完了しましたので紹介します。

一本目は、マーチンではなくてプロの付く方のプロ・マーチンです。

観た瞬間、サイドバックハカランダちゃうん⁈って感じでペグはオールドのグローバーやし型番は分からんのですけど、トップは単板でバインディングも凝ってて指板&ヘッドの突板もハカランダ(いや、ワカランダ…笑)のような良い感じの高級機(サウンドホールから匂いを嗅ぐと良い香り)なことは違いないのですが、ブリッジが残念ながら完全に浮いておりまして「Nさん、良いギターやけどブリッジが浮いてるから、仕入れた値段(内緒です!)より高くなるよっ」ってことでNさんが仕入れた値段より多少上乗せして(それでも安い!)買取らせていただきました。

剥がれていたブリッジを温めて剥がしましてしっかりとクランプして接着させました。

詳細がよくわからないのでまた試奏頂いたギター通のAさんが後でこのプロマーチンの当時のカタログを調べてくれました。(何時も情報ありがとうございます<(_ _)>)

弾きますと凄く低音がずっしりと鳴りまして煌びやかで今どきのギターとは違う当時の日本の職人さんの情熱を感じるそんなギターでございます。

ん~、このカタログ観てもどれなんか良く分からんのですけど、Aさん曰く外観からしてW800辺りかもっていう事でした(実はこのプロマーチン、ヤフオク!に出品しておりましてこれと同じのを持っていた方から質問欄よりコメントを多数頂きまして、その方曰くW600だという事で、W600はトップは単板でサイドバックはハカランダ(当時の言い方はジャカランダ⁉)でペグがグローバーのパテントの刻印があるので72年までのモデルで、その方のW600はブレーシングが折れていたりで知り合いに進呈したとの事でしたが、このプロマーチンは当時スガノ楽器製でアコギ創世記の巨匠、田原良平氏が指導して作られていたので72年製までの物は特に良く鳴るとのことでハカランダもそのようで、当時モーリスや鈴木等他のメーカーはハカランダと言ってもカンナで薄く削ったようなのを貼っていただけなのでハカランダの音なんかしないらしく、本当のハカランダの板を使っていたのは他ではSヤイリ位だったとの事で、このプロマーチンのものはそれらとは別物ので本当にハカランダの硬質な音がする逸品でした。とコメントを下さいまして、なんとその日のうちに別の方に即決価格でめでたく落札ました。)

という事で何事にも詳しい方がおられるようで同じギターを所有していた方がわざわざコメントしてくれましてとても説得力があって少しはプロマーチンの事がわかって勉強になりました。

最初は訳ありの謎なプロマーチンでしたが、新しいオーナー様の元へと旅立って行き、その方もハカランダのギターが初めてなのでとても楽しみにしておられるようで良かったです。


続いてこれもNさんから買い取りましたヤマキのサイドバックがメイプルのW300です。

この子もちょっと訳ありな子で良く観るとボディエンドの裏板に浮きがあってリペアー代の方が高くつくパターンなので買い取りました(最初の買値っていくらやねん…⁉内緒です!)

こちらも長いクランプを使って裏板の浮きを直しました。

メイプルの白木の指板がとっても手垢⁈(指板が削れているわけではなくて)みたいな汚れというか使い込んだ感じだったので指板の表面をペーパーで一皮剥いたり洗剤で掃除したりしましたが少しはましになった程度にはなりましたが、なんだかクラプトンの使い込んだストラトみたいでかっこいいのでこれ以上汚れないように指板に軽くクリアーを吹いてみました。

ヘッドとボディ内のヤマキの焼印がカッコいいですね~。

バックは薄っすらトラ目が入っています。

トップ以外はメイプルで音も軽快になってストロークで弾くと張りのある合板なのにヤマキらしく豪快に鳴っております。

こちらもプロマーチンと一緒にヤフオク!に出品中です。(即決価格:28,000円ソフトケース付属)良かったら覗いてみてください(2022年1/2(日)終了です)

送料無料なのでたぶん売れちゃいますよ~。当たりの!ヤマキW300でございました。




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