top of page

NO.272 アリア・ドレッドノートAÐ-28&ZENN ZD-24

  • guitarportkobecom
  • 2021年10月9日
  • 読了時間: 2分

ドレッドノートタイプを2本入手したので紹介します。

弾いていて楽な小ぶりなアコギも良いんですけど、たまにはドレッドノートでガンガンとストロークで弾きたい時もあったりしましてってことでお安くて鳴りの良いのを2本紹介します。

アリアのAD-28でマーティン風な外観にブラウンサンバーストの奇麗な状態なんですが、ナット・サドルがありませんので牛骨で作りまして弦高は低くして(6弦12F2.1ミリ、1弦2ミリ)弾き易く調整しました。

良い感じのゴールドペグも一応取り外して、全体を磨き上げました。

トップはスプルース単板でサイドバックはマホガニー、指板材も良さげで音もマーティンっぽい艶のある鳴りがします。

ボディの中を掃除してたらサイドに検品のメモが貼ってあってOK?のような手書きの字が書いてあって「切削完成とか力木完成」検査項目が四文字熟語みたいでした。

最近の中国製は結構作りが良いので感心しますが、国産で作ったら倍くらいコストが掛かるんやろなーって思いますが、あちらも人件費が上がってきているみたいなのでコロナとかの影響で段々値上がりしていくんでしょうか~。

とても奇麗なアリアドレットノートお安くしときますよ~。(本体のみ、2万円+税)


続いてこちらもドレッドノートで今は亡きZENNのZD-24でございます。

驚異のコストパフォーマンスで当時話題になったZENNのアコギのZD-24です。

2万円そこそこで全合板ですが、鼈甲柄ピックガード、グローバーオープンペグ、サイドバックに独特な木目のアッシュ材がなんかそそられる感じがします。(サドル・ナットもちゃんと牛骨です)

指板材も良い感じで力木もちゃんとスキャロップ加工されていたり、ネックブロックに三角の補強があったりボディの塗装はグロス(テカテカ)でネックはサラサラのサテン仕上げに使い分けされていたりと握った感じもとても良い感じで抜かりがございません。

と、いい事ばかりではなくて…エンドピンがなかったり、少し浮いたブリッジを修理してきちんと接着はされていたのですがブリッジの端の塗装が少し削れていたので目立たなくなるように塗装して復活させました。

以前にも同じZD-24を持っていましたが、1年位前に韓国の観光客風な青年が気に入って買ってくれましてこのギターが好きなのでまた入手しました。(韓国で使ってくれてるのかな~。 中国で作られて、日本に来て韓国にとアジアを渡り歩いて可愛がってもらえよ~)

という事で今は亡きサウンドハウスさんプロデュースのコスト度外視のZD-24こちらも弾き易い弦高で意外に良い鳴りです。お安くしますよ~(本体のみ、15000円+税)

宜しくお願い致します。






 
 
 

最新記事

すべて表示
NO.576 バラライカ&週末探索〜

前回のドムラに続いてÝ君がバラライカを持って来てくれました。 以前にもバラライカを持って来てくれていて確かこれで3本目になります~ 綺麗な外観のバラライカです。 お約束のペグの動きが渋いので取りはずしてオイルを塗ってドリルでギヤにまんべんなくオイルを馴染ませて動きを良くしま...

 
 
 
NO.575 ドムラ

ギターマニアのY君が入手したドムラを持って来てくれました。 ロシアの楽器のドムラを入手したそうで、弦も張っておりませんので硬いペグを治して弾けるようにします~ バラライカに似た(どちらも3弦)楽器でボディが丸くて少しネックが長くなっております。...

 
 
 
NO.574 History NTC3

何時も御贔屓頂いているHさんが入手したヒストリーの良さげなアコギを持って来てくれました。 入手したてのヒストリーの4弦開放がビビるので診て欲しいとのことです。 用事を済ませて、夕方に取りに来るからとの事で急いでおられるようでしたので何とかやってみました~...

 
 
 

תגובות


IMG_5231[1].JPG

調整・修理ご相談下さい。

​愛着のあるギターは我が子を可愛がるように日々の手入れを行って弾き易い状態にしてあげることで上達の近道にもなります。何となく弾きにくい状態では練習する気も失せてしまいますよね。ギターの状態をベストにして気持ち良く弾いてあげましょう。

IMG_E5232[1].JPG

©2019 by GUITARPORT. Proudly created with Wix.com

bottom of page