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NO.259 RIDER R-300

希少なライダーR-300の弦高調整のご依頼を頂きました。

ヘッドウェイの前身の百瀬さんが在籍していたころの林楽器のRiderは75~77年頃と製造期間が短く希少で私も以前に紹介していますが、このR-300は合板ボディなのに鳴りが良くて、久々にRiderを弾きましたが弦高が高いとの事で6弦12Fで5ミリ程度でオーナーのTさんはこのR-300を学生の頃、ロッコーマンで色んなギターを弾いてみてこれが一番良く鳴っていたので~、それてからずーっと大切に使われていたようで、暫くギターから離れていてまた再開したらしいのですが、以前から高い弦高に慣れてはいたけど流石に指が痛いのでという事で弦高を下げて欲しいとの事でした。

サドルの高さも結構あったので2ミリ位は下げれそうですが、弦高を下げ過ぎて鳴りが変わるかもしれないので相談して6弦12Fで3ミリ位でということでやってみました。

ネックが少しだけ順反りしていたのでロッドを少し締めて真っすぐにしました。

サドルを弦高が3ミリになるようにサドルの底を少しづつ削って調整しました。

一応、目的の弦高に調整できたのですが、弦高調整って一般的にネックを真っすぐにして、サドルを削って弦高をさげるのですが、もう一つ忘れてはいけないのがナット溝の深さも適正な深さになっているかという事も確認しておく必要があります。

何故なら弦って張っている状態で指板(フレット)に対してサドルとナットの2点で支えていますのでサドルだけ削ってもナットの方はしなくていいの?ということになりますので、必要であればナット溝の調整もするべきと言うか、サドル調整とセットであると思っています。

有名なリペアーマンの方の動画で弦高についてというテーマで話しておられましたが、その方は弦高調整とナット溝調整は別物みたいな事を仰っておられましたが、なんで~!って思わず突っ込みたくなるような感じがしました。

ナット溝は弦を張った状態で指で2フレットを押さえてその時の1フレットと弦の隙間が僅かに隙間(はがき2枚程度)があるようにしますが、高級なギターやハンドメイドギターなんかの場合はきっちり調整されていますが、低価格帯のギターやジャパンヴィンテージなんかの場合は、ナット溝の追い込んだ調整がされていない場合が多いように思います。

要は、2フレットを押さえた時の1フレットと弦の隙間が広いという事でここをキッチリと調整すれば弾きやすいギターになる大事なポイントなのです。

このR-300は少しナット溝が浅かったので適正な深さに調整しまして、当初よりはかなり押弦し易くなりました。

仕上げに全体を磨いてR-300をオーナー様にお渡しして弾きやすくなった事を実感していただき喜んで頂けました。

これからも大切なR-300でギターを楽しんでくださいませ。

私ん所から嫁いだR-300、神大生のS君可愛がってくれているかな~。

とか思いつつ、Yオクでこれより上位機種のR-500を発見!R-300でこの鳴りってことわ~、ん~取り敢えずウォッチしといてポチっとしてしまいそうなレアなライダーでございました。

またのご依頼お待ちしております。


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