戦前のラップスチールギター(まとめて4本)に続てFさんより今度はマルハピックギターにピックアップ取付けとフェンダージャパンテレキャスターのピックガード加工(次回紹介)のご依頼を頂きました。
先日、Fさんが来店された際にリゾネーターギターを持って来られて委託販売して~とお願いされまして、私が欲しかったので買取りますってことになったのですが、Fさんの提案で前から気になっておられたマルハ612を売って欲しいと言われてて、リゾネーターとマルハを交換することになりました。(マルハは私も気に入っていたのですがFさんに使って貰った方がライブでマルハも日の目を見れますし、私もリゾネーターが欲しかったのでお互いwinwinということに相成りました)
謎の中華製のコンタクトタイプのピックアップを持参頂きまして、本体内部のブリッジ裏側に付けることにします。
マルハはサウンドホール径が83ミリと小さくて手が入らないのでボディーエンドに開けた穴(12Φ)から紐を通してサウンドホールからジャックを繋いで紐を引っ張ってジャックを穴の外に出します。(ジャックから紐を外したらジャックがボディーの中に戻らないように細い六角レンチをジャックの穴にさして固定しておきます。一回失敗してジャックが外れてやり直ししました 笑)
サウンドホールより手探りでブリッジの下あたりにピックアップを貼り付けました。
(丁度ブリッジの真下にブレーシングが走っていてその分余計に狭くなって作業しずらかったのですが無事にピックアップを貼り付けました)
ピックアップの配線が少々長かったので束ねてボディーサイドに固定しました(配線を長いままにしておくとギターを動かした時、配線がボディーの中でガサガサと音がします)
テールピースのベース部がジャックと接触しそうだったので少し削ってジャックと干渉しないようにしました。
謎のピックアップでしたがアンプにつないで普通に音が出ていてホッとしました。
ネックヒールにストラップピンを付けまして、マルハがライブ仕様になりました。
Fさんにピックアップの音出しを確認して頂き、とてもこのマルハを気に入ってもらえてライブで使って貰える事を我が子のように嬉しく思います。
5月の末に予定していたライブは緊急事態延長により中止になったとの事ですが、近いうちにマルハが日の目を見るように願っております!
続いてお預かりしたテレキャスターの方に掛かります!
次回につづく。
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