在庫のアリアF-180(2本)を紹介します。
70年代中期辺りの珍しいアリアのフォークサイズで2本ともとても奇麗な状態を保っております(ほとんど弾かれてないんじゃねぇ?)フレットもあまり減っていません。
フォークサイズのアコギってドレッドタイプみたいにピックでガシガシ弾かないからでしょうか?古くても奇麗な個体が多いような気がします。
ヤマハやモーリスほど見かけない古いアリアのフォークサイズの証としてラベルのシリアルナンバーが050番(向かって左側)、0123番(向かって右側)と二桁、三桁と2本とも若い番号が付いております。
アリアのギターって当時、エレキはマツモク(松本木工)が作っていたのは有名で、今では作りの良さからフジゲンが作っていた初期のフェンダージャパンと並んでジャパンヴィンテージとして結構な価格になっていたりしますが、アコギに関しては製造元が謎でマツモクでは当時WESTONEを作っていましたが、WESTONEのフォークサイズを調べても似ているような似てないような、でまだ海外生産に移行する前なので寺田辺りで作っていたのかも?と謎が深まるばかりです。
2本とも同じ型番のF-180でサイドバックは奇麗な柾目のローズウッド(右側がやや濃い)で作りがしっかりしていて、モーリスのF型(写真11枚目)と比べて一回り大きくて
マーティンのトリプルオーに近い大きさでヘッドロゴもマーティンを意識した感じです。
ボディサイズのせいか、モーリスよりやや張りがあってシャリーンと鳴ってとても弾きやすくてミディアムスケールなので楽に弾けます(現行のアリアドレットノートのトリプルオーサイズはロングスケールだったような…)
前回のモーリスFÐ-15とも大きさを比べるとほぼ同じサイズでした(FDの方が最大厚が5ミリほど大きかった)
2本とも弦高も6弦12Fで約2.5ミリ程で弾きやすく調整しております。(右側はナットをスキャロップ加工しています。左側はノーマル、サドルは共に牛骨化)
ペグも新品のようにピカピカで半世紀前からタイムトリップしたかのようなミントコンディションでございます。
どちらも各、20,000円(税込み:本体ものみ)で販売致します。
アリアのF-180アリやと思います!
ご来店お待ちしております。
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