実家にストックしていたCE-350をメンテナンスしました。
80年代の本家マーティンと技術提携していた時代のしっかりとしたつくりという印象のある個体でトップスプルース単板、サイドバックはローズみたいですが調べるとオバンコールということで少しローズより茶色が薄い色目です。
初期モデルのヘッドロゴが大文字のタイプです。
以前にナットを流用し、取り外したので弦も張らずでした。(このタイプのナットの底面はヘッド板から一段掘り下げてヘッド角度に沿って作られていて90°ではないので作るのが少し面倒です)
マーティンコピーとしては多く出回っているモーリスも中々な雰囲気ですがこちらは低価格帯ではありますがより本物に近い雰囲気があります。
経年にしては奇麗な状態で外観は装飾もシンプルでポジションマークもキャッツアイでなくて普通のドットでCE-400のシンプル版という感じです。
80年代の東海と言えば、エレキでもフェンダーのOEMを手掛けたり、近年価格が高騰している当時のレスポールタイプ(LOVE ROCK)など海外での評価も非常に高く当時の日本の職人魂を感じるギターメーカーです。
中高生時代に当時の東海のカタログを見てずーと憧れておりました。
ナットを作って久々に弦を張ると流石に鳴りも良くて低音から高音まで力強い迫力ある音を出しています。
ストロークでガンガンと弾きたい方にお勧めです。
ヤフオク!にも掲載しております。(今週,10/18(日)終了)
販売価格:28000円(税込み)
売却済みです。
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