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NO.197 S.ヤイリ YO-45/N

更新日:2021年3月20日

須磨区からお越しいただいたN様よりS.ヤイリの弦高調整のご依頼いただきました。

5年ほど前に中古で購入して以来ネックを調整していないとの事で弦高が6弦12Fで4ミリ近くありネックも順ぞりしていましたので一度も触ったこともないであろうロッドを徐々に180度くらい締めてネックを真っすぐにすると弦高も3ミリ位になり、だいぶ弾きやすくなったと確認して頂いて、サドルの削り代もあるので削ってもう少し下げてみましょうということで、理想的な弦高(6弦12Fで2.2ミリ位、1弦2ミリ)に調整しました。

とてもゴージャスなギターで、マーティン000-45のコピーで高級感があって本家同様豪華なインレイが奇麗でポジションマークやダイヤモンドボリュートも本家みたいです。

本物の000-45って新品だったら軽く100万越えでしょうが(そもそも現在はレギューラーラインでは生産されていないとの事…)こちらのS.ヤイリだったら手が出せる価格みたいです。

ラベルのサインから中華製みたいですが、最近のは以前とは違って中々のクオリティーですね。(そのうち数十年後に今のジャパビンみたいにチャイナヴィンテージってなりませんかね…ジャパビンって言っても元々本家のコピーでしたから偉そうなこと言えませんよね…)

インレイ(螺鈿)なんて元々中国から来たものでしょうからあちらの方が元祖なんでしょうし、ネットでマーティンコピーのド派手なインレイのD-45タイプとかどんな音なのかちょっと興味があったりしますが…(所詮パチモンなんですけどねぇ~)

この手の中華製の000サイズってスケールがロングスケール(650ミリ)のが多くて本家の000のミディアムスケールのって少ないような気がします。敢えてのロングスケール⁉

オール単板と言うことで鳴りも品のある煌びやかな感じで見かけだけではなくて中々そそるものがあってとても雰囲気のあるこのS.ヤイリです。


その日のうちにオーナー様にお渡ししてとても弾きやすくなったと喜んで頂きました。

ピックアップの取付けも検討しているとの事でその際は又のご依頼をお待ちしております。

この度のご依頼誠にありがとうございました。



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