アコギのピックアップ取付けのご依頼が続いていて、いつもどれがええの?とお聞きしてだいたいLRバックスとか付けておりますがピックアップ単体で結構なお値段（値上がりの影響もあって）がしますが、密林の激安ピックアップってどうなんやろ?!ってことで5個ほど入手して取付けてみました～
たぶん中華製であろう激安の貼付けタイプのパッシブピックアップですが何個か取付けて付け易いやり方を考えまして（取説とかありませんので）説明しますと～
このピックアップは少々配線が長いので最適な長さに調整しまして、付属の両面テープ付きのフックを結束バンド（これも付属）でいい位置につけておきます（これをしておかないと後でボディー内で片手でやるのはまず無理なので）それとフックとマイク部の両面テープの端をあらかじめ少し捲っておいた方がこれも片手の作業なのでやり易いです。
フックは裏板にジャックとマイクの中間位置に取り付けします。
12Φのホルソーでボディエンドに穴を開けて、手をサウンドホールから突っ込んでジャックを取付けます（ボディ側のジャックのナット位置を加減して2段になった細い方のジャックの頭だけがボディの外に出るようにします。ジャックが出すぎて太い方のジャックのネジ部がボディ側に出るとジャックをスパナで締めても空回りして固定できませんので何度もやり直すことになります）
ギターによってはサウンドホールから手が入らない時はジャックの先の穴に紐を付けてジャックを引っ張り出します（それ用の穴なのでしょうか？スパナで締める時もこの穴に細い6角レンチとかの棒を挿して固定します）
事前にマイク取付け箇所（ブリッジの後ろ側）を奇麗に拭いてガムテープで埃等も取り除いてマイク部を貼り付けます（両面テープが強力なので最適な取付け位置を考えて貼り付けます。一度貼り付けたら両面が強力なのでやり直しが困難です!、手探りの作業なのでブリッジピンを刺してマイクの取り付け位置の目安にします、ボディ内の写真を撮っておいて取り付け位置を考慮しておく方が良いです〜）
慣れたら30分もあったらピックアップ取付けが出来ます。
肝心な音の方はパッシブタイプなので少々出力は控えめですが取付け箇所にもよると思いますが他のピックアップと比べても普通に使えて、常連さんにも使って貰いましたが値段が値段なのでそこそこ評判も良いようで、パッシブタイプで一番良いと思っている2ndファクター（価格はこれの10倍⁉︎）とかと比べると生鳴り感は劣りますが、2ndファクターは出力が少し強いのでこちらの激安ピックアップの方がアンプ側で調整しやすいのでいいのと違う?!とマニアのÝさんが言ってくれて取付けの検討もして頂きました。
意外と使えるので追加で10個程注文して在庫のアコギのエレアコ化を進めていきたいと思います。
パッシブなんで電池（9V）切れの心配も無くてお手軽で良いですよ〜
ご興味がある方は今なら！（ピックアップ代2,000円+取付け代5,000円）で取付け致しますので宜しくお願い致します～<(_ _)>