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NO.300 ALOHA ウクレレ

長田区からお越しのEさんからALOHA ウクレレのメンテナンスのご依頼を頂きました。

以前にもヤマハのウクレレのメンテナンスを頂いたEさんですがこのALOHAのウクレレはEさんが小学校1年生の時に毎年旅行に行っていた宮崎のホテルで買って貰ったという思い出の詰まった初めて買って貰ったウクレレということです。

前回のヤマハのウクレレ同様にハイフレットでシャープするとの事でナット溝とサドル調整で適正な弦高にします。

2フレットを押さえて弦と1フレットの隙間を見ながらナットの溝を削って調整していきます。

現状で4弦12Fの弦高が3ミリ程なので2.5ミリ位になるようにサドルを削って高さを調整します。

フレットも曇っていたので磨いてボディも磨いて弦を張るととても心地よいコロンと乾いた良い音がしております。

約50年前にホテルで買って貰ったお土産レベルのおもちゃのような作りではない、ちゃんとしたウクレレなのでネットでALOHAのウクレレを調べて見るとどうやら60年代(1963-1970)に造られていたカマカジャパン(東京弦楽器製作所)のウクレレみたいなんですよね~

こちらのブログの一番下のウクレレ(アロハロイヤル)のヘッドロゴが同じなんですよね~。

そりゃ~カマカなんだったらお土産レベルのウクレレとは違うはずですよね~。

戦後にハワイアンブームがあって当時はウクレレがよく売れててホテルなんかでも売れていた良き時代だったのですねぇ。

今となってはとても希少なカマカジャパンのウクレレ、Eさんのお宝ですね〜。

お渡しした夜にEさんからメールを頂いて、帰ってから弦を張り替えたら凄く良い音で鳴っているよ!と嬉しいお言葉を頂きました。

とても気さくで私より2つ年上の近所のお兄ちゃんみたいなEさんですが大切なALOHAのウクレレをこれからも可愛がって下さいませ。

アコギもヤマハのFG-150F(黒ラベル)を買って頂きとても気に入って頂いているようで、また小ぶりな良い感じのがあったら教えてね~ってことで、思い出の詰まったウクレレをメンテナンスさせて頂いてありがとうございました。

Eさんが気に入るようなアコギがあったらこっそりお知らせしますね~!笑。



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