ZENN ZP-73に続いてこちらは12弦アコースティックギターのZD-24-12を紹介します。
驚異のコストパフォーマンスを誇るSンドハウスさんプロデュースのZENNの12弦ギターということで前から気になっておりましたが、入手してから12弦用の弦が無かったのでようやく張り直して弾けるようになりました。
当初、弦高がかなり低くて(サドルに薄いシムが2枚も入ってて気持ち悪いのでシムを取って)サドルを交換してビビりが出ていたのを直しました。
なので、12弦にしては弦高が低くてとても弾きやすいのです。
状態もとても奇麗な個体で「ゼンゼン!?弾いてねえだろっ!てくらいに」傷もほとんどなくて、それでもピックガードを磨いてもなんか曇っているなぁって見ていたら…まだ保護用のビニールが貼られておりました。(これ剥がすときってなんか気持ちいいんですよね~、新品の時しか剥がせませんからね~)保護シールを剥がすとピカピカのピックガードが現れました。
少し指板の色が薄くて安っぽさを醸し出していたので、いつもの裏技で黒く引き締まった指板にして高級感を出してみました。(ブリッジも同様に)
全合板なんですが、バック材がえげつない!杢目のエキゾチックウッドというアッシュ材が何とも言えない迫力で(まあ合板ですけど…)、以前に持っていた6弦バージョンのZD-24もこれと同じようなえげつない木目がとても印象的でございました。
あとは低価格帯にしてグローバーの小型のトルク調整付きのペグがとても良い感じでついております。
ZENNに関しては、youtubeギター講師の瀧澤先生やこのZD-24-12はOHORI123さんがレビュー動画をUPされていて中々評価は良いようです。
ZP-73と並べてみました。
もう一本の12弦のモーリスMB-300も並べました。このモーリスも12弦にしては弦高が低くてとっても弾きやすいのです。
裏板の真ん中の補強にミディアムかライトゲージしか使うなっていう注意書きが書いてあります(どのグレードでもこれ書いてるんですよね、なんかクレームでもあったのかな⁈)
12弦ってそんなに弾かないんですけど(天国への階段とかホテルカリフォルニアのサビとか、22歳の別れとか)弾くと何とも言えない空間に広がるナチュラルなコーラスサウンドが気持ちい良いのです。
そんでもってこの低価格のZD-24-12で気軽にその気持ち良さが味わえます。
ノーマルチューニングも良いんですけどテンション緩めてスラックキー(D,G,D,G,B,D)で弾くと何とも言えないハワイアンな感じでこれも良い感じです。(ネックにも優しいので普段はこの状態にしておこう…)
ヘッドが長いのですがソフトケースも丁度入りました。
気軽に12弦ギターを試してみたい方、ご来店お待ちしております。(ZENN、ZENN良いですよ!)
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