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NO.83 鈴木F-180 

クリーニングメンテナンスの依頼で鈴木F-180が来ました。


光の加減で分かりにくいですが、結構な年期が入っっている感じで全体的にくすみが多くバックの擦り傷が多めで磨きがいのある子です。うん、きっと磨けば光りますよっ。

来たときは弦なし、サドルなし、ブリッジピンなしのないない尽くしでございます。

とりあえず奇麗にしてということでしたので何時ものように磨いていく事にします。

2時間以上掛けて磨きあげました。

時給に換算して約1000円くらいの仕事ですがお金の事より、古びたギターを蘇らせる達成感というか使命感でやっているようなもんですはいっ。ギターを磨く事でやっている間結構無心になれて、大変ですけどこれが好きなんですよ。

それと、依頼されたオーナーさんに綺麗になったギターを見て喜んで頂ける事が何より嬉しいのでございます。

全体的に輝きを取り戻せることが出来ました。

バックの擦り傷も時間を掛けて(1時間以上磨いていたかも)大半は手磨きで仕上げにポリッシャーでバフ掛けしますと目立たない程度になり金属部分も輝いております。

やはり磨けば光る子でした。

ここまでしたのでこのままお渡ししても良いのですが、オーナー様に連絡してセットアップまでさせていただきました。

弦を張ると弦高が12F6弦で4ミリと高かったのでサドルを限界まで下げてネックを調整して3ミリ程度に下げることが出来ました。

フォークボディーで0フレットということで弾きやすくて、しっとりとした鳴りで懐かしい昭和のギターをまた1台復活させることが出来ました。

鈴木のギターとても味わいがあって好きなギターです。


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