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NO.69 アリアPROⅡ PE-DLX
アコギ紹介ならぬエレキ紹介で、マイギターのアリアPE-DLXです。
1979年のアリアのカタログをネットで見つけました。
当時私が中学生でそれまでの日本のエレキギターと言えばギブソン、フェンダーのコピーモデルが中心で中には本家を上回るほどの作りの良さで海外でも評価が高い機種もあるようですが、アリアが出したPEシリーズやRSシリーズは他の真似ではないオリジナルデザインでとても衝撃を受けまして、買えないので楽器屋さんで貰ってきたカタログをずっと眺めておりました。そのカタログをネットで見つけたので懐かしい気持ちになりました。
当時発売された初期のPEではありませんが、PE-DLXは後期モデルの廉価版ですがPEに憧れの気持ちがあったので20年以上前に楽器屋さんで見て一目ぼれして購入しました。
ボディ表面にトラ目が薄っすらと出ていて見た目で買いました。
初期のPEはバックがアーチ加工されていて手の込んだ作りですが、こちらのDLXはアーチバックではないですがストラトのようにコンター加工がされていて体にフィットするようになっています。
ネック裏の塗装のテカテカした感じが嫌で塗装を剥がしてオイルフィニッシュにしたり、カッタウェイ根本を削って最終フレットを押さえやすいようにカスタマイズしました。(ポールリードスミスを少し真似ています、笑)
レスポールより軽くて弾きやすく、ナットをスキャロップにしたりそんなに弾いていないのに色々といじっています。
アンケートハガキを書いて貰ったアリアのステッカーをバックパネルに貼ってます。
アンケートハガキにアリアプロⅡのプロⅡってどういう意味ですか?って書いてたら後日、返信を頂いてそれには、それまであったアリアブランドからエレキ専用のブランドを作るにあたり今までより先を行くプロ志向のブランドにする為にアリアプロⅡという名前にしたというような返事を頂き、ステッカーまで頂いてキチンと答えてもらえとても好感が持てました。
アコギばかり弾いてましたが少しずつエレキも弾きたくなりまして元々ハードロックが好きなのでKISSの曲を練習したりしています。
少し前にKISSの1977年の武道館ライブの映像を観て懐かしいというかやっぱりKISSカッコええな!ってなりましてエースのギターソロの後のピップアップから出る煙やその後のヘッドから火花が炸裂したり、今観てもすごいことやていたんだなと思います。
歴代ギタリストの中でもやっぱりエースフレーリーが好きで、ふらふらしながら弾いたりひざまずいて弾く時サイコーですね。フレーズもコンパクトでカッコイイのが多いので弾いていてなんか楽しいです。(YouTube動画でレッスン動画も沢山あり勉強になります)
先日常連のお客さんが初期のPE-1000Uを持ってきてくれて初めて初期のPEを触らせてもらいまして、塗装が漆で塗られていて工芸品のような感じで作りの良さに感心しました。漆塗りでバイオリンのような渋い外観の割にピックアップがとてもパワフルでイメージと合わないとオーナーさんが言っておられました。ハードロック全盛の時代でしたからそっち寄りの音になったんでしょうね(あー写真を撮っておけば良かった)
そのPE-1000Uは78台しか作られていなかったそうでとても貴重なPEを手に取らせて頂きました。(カタログ上側の右端がPE-1000Uです)
とういことで少ないですがちょこちょことエレキも紹介していきたいと思います。
あっ、今夜NHK-BSでジーンシモンズのドキュメンタリー番組があるので録画して観ます。