NO.575 ドムラ
- guitarportkobecom
- 5月9日
- 読了時間: 2分
ギターマニアのY君が入手したドムラを持って来てくれました。
ロシアの楽器のドムラを入手したそうで、弦も張っておりませんので硬いペグを治して弾けるようにします~
バラライカに似た(どちらも3弦)楽器でボディが丸くて少しネックが長くなっております。
外観は奇麗ですがヘッドとピックガードに艶が無いので後でオイルフィニッシュを塗って艶を出してみます。
ペグの金属製のカバーを外してギヤ部を掃除してグリスを塗って動きやすいようにしました。(ギヤとギヤの間にコルクがはめ込まれていておりました~振動しないようにしているのでしょうか…)
ネック裏からヘッドの塗装が剥がされていて、ここも質感を上げるのにオイルフィニッシュを塗っておきました。
フレットを磨いて、用意してくれていた弦(010-014-018)を張ります。
専用の弦ではないのでボールエンドに弦を通して輪を作ってボディ下のエンドピンに引っ掛けて弦を張りました。
チューニングは3弦からE,A,Dという事です。
私のバラライカと並べてみました。
Y君が取りに来てくれて、E,A,Dで合していたチューニングより1オクターブ高いのが正解だったようで、それにすると弦がキンキンになって張り過ぎで1弦が切れまして~なんかストレスのかかる楽器やね~となって帰って調べてみるわということになりまして…
後日分かったのですが、このドムラは通常のより少し大きなアルトドムラで最初張っていた弦より太いゲージを張るらしくて(エレキの5,4,3弦辺り~)最初に合わせていた低い方のE.A.Dが正解みたいだそうでした…(よく分らん楽器で久々に弦を張り過ぎて切ってしまいましたが、まあ謎が解けてめでたしめでたし)
ドムラに続いて新たなバラライカを入手したÝ君がまた持ってくるわ~ということで、それを次回に紹介します~
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