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NO.537 マーティンD-35

H様よりマーティンD-35の弦高調整のご依頼を頂きました。

97年製のÐ-35で使用感が無くて奇麗な個体です。

12Fの弦高が3ミリちょいと少し高いので調整して欲しいとのことでした。

あと裏板のバインディングに浮きがあって両側のくびれの箇所で浮いていたので治します~

(マーティンのバインディングってよく剥がれたのを観ますが、大抵裏板側で多分裏板って表板と違ってボディ上部と下部で厚みの差があって少しだけバインディングにねじれる力が掛かったりするのかなと思ったりしますが、それにしてももうちょっとどうにかならんもんですかね~最近のは改善されているのでしょうか~⁈...)

浮いたバインディングを接着して一日置いて接着できました。

弦高調整後は1ミリ程下がって、ナットの溝の高さも調整して弾き易い状態になりました。

弦を張り直して、ボディをノックしてやや鈍い音がしていたのでボディ内部を隈なくチェックしていると裏板のブレーシングに浮きがったのでこれも直しておきました(表板をノックして鈍い音がしていても今回のように裏板のバインディングに浮きがあったりします~今回は最初に気付かなかったのでサービスで治させて頂きました~)

仕上がったÐ-35を磨いていると未だピックガードに保護フィルムが貼ったままだったようで、剥がしたいところですがオーナーさんも気付いていなかったようなので~、お好きなようにしてくださいませ〜<(_ _)>

弾きやすくなって仕上がったÐ-35は元気な鳴りを取り戻しました~

マーティンってまた値上げするみたいなのでÐ-35もお高くなっているようなのでこれからも大切に可愛がって下さいませ~

この度のご依頼ありがとうございました~<(_ _)>



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