モラレスのドレットノートタイプ、B.M.25DHを入手しました。
80年代のB.Mシリーズ(ビックマック)でヴィンテージギターコレクターのマック保田氏監修のモラレスが気合が入っていた時代の個体でこの25DHは下位グレードではありますがマーティンÐ-41を意識して豪華な外観を再現したモデルです。
入手時はボディ外観が曇っていて結構な黄ばみが見受けられました。
合板のボディですが、作りは良さげで汚れを落としてメンテナンスすれば良い音が鳴りそうな期待が持てそうな予感がします~
ボディ、ネック裏に長年の汚れと曇りがこびり付いております~
バインディングの黄ばみも結構な感じ(ヘビースモーカーだった⁈)でこれはこれで味でしょうか…
ヘキサゴンインレイは本物の貝みたいですがこれも少し曇りがちで、フレットの減りはそんなに目立ちませんがブリッジがベロンと浮いていて~ブリッジピンを外すとあっさりとはずれたので…、剥がす手間が省けましたが接着面を観ると塗装の上から接着されてたので、これではブリッジ剥がれるわー、って見本のような事例でした~、のでしっかり接着面の塗装を剥がしてからブリッジを接着させました。
ピックガードが少しずれていたので剥がして元の位置に張替えます。
ボディ内部はヴィンテージマーティンの作りを真似たスキャロップドブレーシングになっております~
ブリッジもしっかりと付いて、オリジナルのペグはビスとかが錆びて死んでいたのでペグをオープンタイプにしてヴィンテージテイストをアップし、ストラップピンを追加してピックガードも貼り直して弦高調整をして見た目くたびれていたB.M.25DHが弾きやすくなって蘇りました~
少々汚れていても元の作りの良いギターを手入れするのはとても楽しい作業でありました~
鳴りも合板のギターとは思えない位に良く鳴っていて弾いていて楽しいギターになりました~
当時物の安っぽいですがデニム柄のソフトケースと元のオーナーさんが買われた時のままの当時の値札やオーナーマニュアルなどそのままの状態で付属されていて、80年代にタイムトリップ状態でございます~
個人的にはドレットタイプより弾き易い小ぶりなフォークタイプが好みなのですがコピーですがマーティンの40番台のは装飾が豪華で観ていてうっとりする雰囲気がありますね~
製作・監修されたマック保田さんって神戸の方みたいですね、元町にギターの写真のギャラリーがあるって情報があったので今でもやっていたら観にいってみたいです~
モラレスのB.Mシリーズのトリプルオーボディのもゲットしてみたいですね~
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