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NO.502 マーシャル JCM2000-DSL401

更新日:3月22日

いつも御贔屓頂いているFさんからマーシャルアンプのグリルメッシュ交換のご依頼を頂きました。


最近入手したというマーシャルアンプのグリルメッシュが破れているので交換して欲しいとの事で、交換用のメッシュと取付けする際に使うタッカーとタッカー針も用意してくれておりました。

アンプ用の赤いカバーは特注であつらえたとの事でとても律儀なFさんでございます。

グリルメッシュを外すのにはアンプ内の機器を全て外さないと取り外しが出来ないので順番に各機器を取りはずしていきます。

先ずはバックのパネルを外します。

でっかいセレッションのスピーカを取りはずして~

底に付いているスプリングリバーブユニットも外して~(配線関連も外すので写真を撮って後で間違わないようにしておきます)

最後にアンプヘッドも外します(取り外しはアンプの上部4本と両サイドの各2本のボルトを外すとヘッドが取り外せますが、真空管が壊れないように慎重にアンプヘッドを取りはずします)

アンプが木枠だけの状態になってやっとグリルメッシュが取れました~(汗)

四角い木枠にメッシュを固定しているタッカーがびっしりと付いていて(数えたら全部で160本位⁉…)

木枠のタッカーをラジオペンチで地道に取り外します(タッカーは木枠に食い込んでいるので小さいマイナスドライバーでタッカーを軽く浮かしてからペンチで取り外します)

取り外したタッカーの刃~(実際はこの倍のタッカーを取りはずしますがこの作業だけで30分以上掛かって一連の作業でこれが一番大変でした~…)


新しいメッシュ取付けます(木枠にカットしたメッシュの一辺を固定して反対側の木枠にメッシュがたるまないようにテンションを掛けながらタッカーで木枠に固定します)

慣れてきたらタッカーがスパンスパンと固定していくので気持ち良くなって取り外しに苦戦したのが労われる感じがします~


良い感じでメッシュが張れましたが非力なタッカーなので木枠から少し浮いているのでタッカーをプラハンマーで木枠にしっかりと打ち込み直さないといけませんでした。

最後にグリルメッシュにMARSHALLのロゴのプレートを取付けました。


アンプの各機器を取り外した逆の手順で取付けて無事にマーシャルアンプのグリルメッシュの交換が完了しました~‼

グリルメッシュ交換後にアンプからの出音を確認しました。

真空管のマーシャルアンプはやっぱり音が良いですね!

以前にマーシャルCODE25を所有しておりましたがモデリングアンプで音は良かったんですが、各プリセットされた設定を切り替えた時に出力レベルに差があったりで違和感があって手放しましたが、このJCM2000より小型の現行のDSL1C当たりを入手しようかなと思案しております。


いつも色んなご依頼をして頂けるFさんですが、今回も良い勉強をさせて頂きました。

いつものように交換する材料を提供して頂けたので今回も私の手間賃だけ頂いて無事にマーシャルアンプをお渡しさせて頂きました。

またFさんのライブで良い音を聴かせてくれることを期待しております~!

いつもご依頼頂きましてありがとうございます。<(_ _)>

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