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NO.493 バラライカ

ギターマニアのÝ君がレアなバラライカを持って来てくれました。

バラライカって初めてですが、ロシアの弦楽器で変わった弦楽器が好きなÝ君なんでまた変なのを持ってきたな~という第一印象でした。

廉価版ですが意外に作りは良さげで三角のボディは床に置いて壁に立て掛けれます。

漫画に出てきそうな変わった形ですが良い音がしていてマンドリンみたいな音がします。


この個体はお土産レベルの廉価モデルみたいですが、Ý君が言うには本格的なバラライカみたいに2弦をもう少し3弦側にシフトさせてほしいとの事です(3弦と2弦は親指で押さえることが多いみたいです)

それと弦高も高めなので1ミリ程下げて欲しいとの事でした。

ナットの2弦の溝を3弦側に2ミリ程ずらします。(サドルの溝はナット幅より広いのでバランスを考慮して4ミリずらします)

サドルを2ミリ程削って弦高を下げてみます。

小さなサウンドホールが切りっぱなしで安っぽいので淵を面取りして少し穴を広げて削ると断面を観ると合板だと思っていましたが単板でした⁉(削った断面はボディとの色目の差が無いよにナチュラルのオイルフィニッシュを塗布)

サドルも安っぽいのでオイルフィニッシュを塗りました。

だいぶん前からバラライカを持って行くと聞いていましたが注文した弦がなかなか届かず(1か月位⁉)やっと届いたので持ってきてくれました。(弦の封を開けると2セット入っておりました~良心的でよかったねぇ)

ボディ底についたピンをはずして弦の輪っかを通して弦を張ります(調弦はE.E.A)

ボディを磨いて真鍮の古臭いフレット、ペグをO/Hして奇麗にしました。

調整後は弦高が1ミリ下がって弾きやすくなって新しい弦を張って適当にテトリスみたいなフレーズを弾いてみるとロシアっぽいなんだか心地よい感じがしてこのバラライカの魅力を感じることが出来ました。


出来上がったバラライカを早速Ý君が取りに来てくれて弾きやすくなったのを確認してもらってやっぱりテトリスのフレーズを上手に弾いてくれました~(原曲はロシア民謡のコロブチカってらしいですね~)

単音で弾くのは簡単なんですが親指の押さえ方が良く判りません~

このブログもテトリスのBGMを聴きながら書いております。


大学の入試試験がひと段落して、押さえていたギター熱が再燃しているÝ君は次は入手したヤマハの古いこれも希少なガットギターを持ってくるとのことで、届いてからペグが駄目だったみたいで早速交換のを注文していて届き次第に持って来てくれるそうなのでまた楽しみにしています。


珍しいバラライカを持って来てくれて”こんな珍しいの持ってくるやつもおらんでしょ~”と言っておりましたが、バラライカおもしろいので私もそのうちにゲットしてみたいなぁと思える魅力的な(それと意外にお安い⁉)バラライカでございました。

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