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NO.477 ヤマハFG-160

更新日:2023年11月26日

ご近所のFさんからFG-160のメンテナンスのご依頼を頂きました。

最近、なんだかヤマハのアコギが多いです~

某リサイクルショップでお安くゲットされた73年製のFG-160です。

弾けるようにして下さいとの事で裸で持ってこられまして、弦が張ってなくてオリジナルのペグではないのが付いておりました。

何だか外観が可哀そうなので、相談してペグは予備でストックしているオリジナルのペグを付けることにしました。

(B,Oさんのシールがピックガードに付いておりました~)

グリーンラベルのしっかりした太めのネックです。

フレットもくすんでおりましたが減りはそんなにひどくない状態でした。

ロッドの動きを確認してナットにグリスを塗っておきました。

グリーンラベルのオリジナルのペグの予備を持っていたのでO/Hしたのを取付けました。

50年前の傷もそれなりにある一見ジャンクのようなFG-160ですがサドルが限界まで削られていてブリッジには弦の誘導溝の加工がされていたりネックの締め加減も弦を張っていない状態でしたが低い弦高にして以前に弾いていたであろう個体である事が確認出来ました。

なので、私のやる作業の手間が減りました~

弦を張りネックを少し調整すると予想通りグリーンラベルにしてはとっても低い弦高(6弦12Fで約2.2ミリ、1弦2ミリ)になりました。

グリーン、黒ラベルの平べったいブリッジってサドルからブリッジピンの距離が遠くてサドルを下げると弦のサドルへの掛かりが弱くなるのでこのように弦の誘導溝を加工してサドルへの当たりを強くします。

(なんでサドルからブリッジピンの距離が広いのか⁈と考えて~私の想像で本当はどうなのか⁈なんですが、FGってスケールが635ミリ程のミディアムスケールなのでブリッジピンの距離を遠くにして弦のテンション感を強くしているのかなと思ったり…

余談ですが、試しに651ミリスケールのⅬ-10とブリッジピンからナットの距離を比べてみたら殆ど同じ長さでした。

全体を磨いて弾きやすくなったFG-160はオリジナルのペグに戻って外観もかっこよくなって、50年経って材が乾いているせいか豪快にとても良く鳴る当たりのグリーンラベルに仕上がってくれました。


これからこのFG-160でギターを練習されるFさんはギターの事は良く判らない状態で値段が安かったからこのギターを購入されたとの事でしたが、最初はちょいジャンクなグリーンラベルでしたが以前に良い状態で弾かれていた個体であったのを購入されてとても良い買い物をされたなと思い、良いの買われましたね~とお伝えしておきました。

この時代のアコギは作りがしっかりしていてきちんとメンテナンスしてあげればまだまだ弾ける個体が多いですしお値段もお安くてビックリするくらいに鳴ってくれますので、このFG-160みたいに当たりの個体に出会えてラッキーでしたね~

仕上がったFG-160をFさんにお渡しして良いギターを手に入れられたことを喜んでおられました。

丁度50歳のFさんのお父さんくらいのギターですが、これからも可愛がって末永く弾いてあげて下さいませ。

またのご依頼お待ちしております<(_ _)>




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