先日、k-ヤイリYW-500Rのメンテナンスのご依頼を頂いたSさんからヤマハFG-250Fの弦高調整のご依頼を頂きました。
最近何故かヤマハのアコギばっかりですが私の好きな黒ラベルのフォークタイプの250Fでございます。
友人さんから譲って頂いたとの事で、75年製にしてはとても奇麗で殆ど弾かれていなかったような状態なのですが、この年代のFGのお約束で弦高が6弦12Fで約4ミリとちょっと弾きにくい状態なので何とか低めの弦高にして欲しいとのことでした。
状態を観るとネックがやや順反りでサドルの高さに少々余裕があったので調整で約1ミリ程弦高を下げれました。(サドルを削った分、弦のテンションを稼ぐためにブリッジピンの弦の誘導溝を付けました)
更に弦高を低くするためにネックアイロンを施しまして最終的には6弦12Fで約2.4ミリ、1弦で約2.2ミリに弦高を下げることが出来て、ビビりの無い程度に調整してトラスロッドの締め代も余裕が出来ました。
弦を張替えて、くすんだペグとフレットを奇麗にして(写真を取り忘れました~)弾きにくかった250Fが良い感じに仕上がりました。
ぴったりのハードケース(フォークボディーにピッタリのケースって意外に少ないですね~)も磨いて、多分今までケースに仕舞われていたであろう新品みたいな250Fですがどんどん弾いてやってくださいね。
この250Fはフォークタイプにしてはミドルクラスで結構希少ですが、最上位の500Fとか単板のも一度弾いてみたいですね~。
やっぱり黒ラベルは音が良いので個人的にもまた入手してみたいアコギですね~、男はだまって黒ラベル⁉︎ですね〜
音楽の趣味が合うSさんは今までに行かれたライブの事とかコアで楽しいお話しを聞かせてもらっていつも話しが盛り上がってしまいますねー!
250F、これからも可愛がってくださいませ。
またのご依頼お待ちしております<(_ _)>
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