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NO.373 フェンダーストラトキャスター


Ýさんの奥さんが家の近所に捨てられていたのを拾ったというエレキ(ヤマハのAPXも)をまた持って行きますと以前に聞いていたのでどんなのが来るのかと楽しみにしていたストラトが来ました。

ラージヘッドのストラトで、推定82~84年製のUSA製の本物のフェンダーのストラトで御座います。(こんな良いギターを捨てる人がおられるんですね~、何か余程の理由があったのか…⁉)

真相は判りませんが暫く置いているうちに塗装が割れてきたとの事で、全体をメンテナンスすることになりました。

各ピックアップからは音が出ていてコントロール部も効いて電気的には問題ありませんでした。

ボディのあちこちのポリ塗装が浮いていて少し引っ搔いたらバキバキと剥がれそうな状態でしたのでこれ以上割れが進行しないように塗装の割れ目にタイトボンドを薄く染み込ませて接着させておきました。(わざと剥がしてレリック風にするのも良いのですがオーナーさんと相談して塗装の割れは自然に任せて、取り敢えずこれ以上割れが進行しにくいように対処しました)

錆の出たフレット、ピックガードの保護シールに残ったのりがこびりついた汚れ、電気系統の接点掃除、トレモロユニットの洗浄で磨き上げました。(Fキーのペグをバラしたところギヤ部は封印されていたので外観のみ磨いときました)

オーナーさんが82年生まれなのでネックを外したら年式が分かる刻印が打ってあるはずなので見ておいて~とのことでしたがそれらしいものが無くて年式は不明ですが赤いサインが2のように見えたりひょっとして82年製かも知れませんね~

3点止めのマイクロティルト機構が付いていてボディ側の丸いプレートにイモネジが付いていてそれでネックの仕込み角度を調整出来るようになっております。

依頼主のÝさんはエレキは弾かないのですが、海外におられる身内の女性の方にこのストラトをあげるそうでなるべく弾き易いようにと、提供された細い008〜の弦を張りました(試奏で何度かチョーキングしたら1弦があっけなく切れたので009を張っておきました~)

各部を磨き上げて、弦高調整、オクターブ調整、ピックアップ高さ調整等しまして捨てられていたストラトを仕上げてみました。


ラージヘッドのストラトって70年代のイメージがあって、使ってるギタリストっていうとリーッチー・ブラックモアやイングウェイが思い浮かびますが、そういえばジミヘンもラージヘッドのストラト使ってたなぁと思って、でもジミヘンが亡くなったのが70年だからラージヘッドがまだできてないのにぃ⁈と思って調べて見ると65年位からラージヘッドがあったようで、だからジミヘン、ラージヘッド使ってたんや~と一人で納得しておりました。

スモールヘッドのストラトより少しボディに厚みがあったりコンター加工は薄いみたいでおまけにボディが多分アッシュみたいなのでずっしりと重みがあるストラトですがUSA製の希少なラージヘッドのストラトをメンテナンスさせて頂きましてありがとうございました。

異国の地でこのストラトが活躍出来るように願っております!






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