大阪からお越しのGさんから珍しいK-ヤイリのギルドタイプのTG-55Sの弦高調整のご依頼を頂きました。
以前にも何度かGさんから調整のご依頼を頂いていてTG-55の弦高を下げて欲しいとの事で状態を診ると6弦12Fで3ミリ位、1弦2.2ミリ程でサドルにも余裕があったので丁度お昼時だったので食事でもされている間にちょちょっと弦高を下げてみました。
1980年製の本家のギルドを忠実に再現している感じでヘッドのロゴを隠したら本物と間違うくらいの完成度でk-ヤイリでも当時はコピーモデルを作っていたんだと思いながらあとでネットで調べたらこれと同じモデルを吉田拓郎さんが使用していてファンの間ではとてもレアで人気のあるアコギの様です。(オットリーヤギターさんの動画でこれと同じナチュラルのTG-55の紹介動画の説明で当時、東京の谷口楽器さんがk-ヤイリに依頼して造られたショップオーダーモデルだったようです⁉なので谷口楽器のTG!なんですね~)
サドル調整とネック調整で6弦12Fで2.2ミリ、1弦2ミリに調整しましてオーナーのGさんに当日にお渡し出来て後日メールまで頂きましてソロ弾きとかそんなにしないので前の状態でも弾けてたけれど思い切って調整に出してとても弾き易くなったと感謝のお言葉を頂きました。
私も大阪からわざわざ来て頂いてレアなk-ヤイリをメンテナンスさせて頂いて嬉しく思います。
見た目の再現度と共にしっかりとした重厚感のある力強い鳴りで思わずストロークでかき鳴らしてみたくなるTG-55Sでございました。
またのご依頼お待ちしております。<(_ _)>
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