M様よりタカミネDPP50Sの弦高調整のご依頼を頂きました。
半年程前に購入されたS村楽器さん限定モデルのタカミネの弦高が少し高いとの事で弦高を調整しました。
新品のような奇麗な状態でワインレッドカラーの高級感があるタカミネです。
現状で弦高が6弦12Fで約3ミリでなるべく低くして欲しいとの事でサドルにも余裕があるので早速作業してみます。ショルダー部にごっついプリアンプが付いていてタカミネらしい感じです。
サドルを削る前と後です。
二分割に分かれたサドルで2弦のオクターブが合うように考えられている配置です。
6弦12Fで2ミリちょい、1弦1.8ミリ位に低めに調整しました。
あっさりと作業が終わったのでアンプに繋いで鳴らしてみるとデュアルピックアップ&高性能プリアンプ搭載の奇麗なエレアコサウンドで弾いていて心地よい奥行きのあるエフェクトの効いたサウンドを奏でておりました。
プリアンプが簡単に取り外せるようになっていてその下に9Vバッテリーを2個セットするようになっていて使い勝手が良くなっております。
以前のシリーズをメンテナンスした時にボディ内部のブレーシングを補修するのにプリアンプを外す必要があって、イコライザーの長穴から細い棒を自作して中にある爪を押して苦労して外したことがあってそこの所は簡単に外せるようになっていて改善されているな~と感じました。
オーナーのMさんにお渡ししまして、とても弾き易くなったと喜んで頂きました。
弾き易くなったタカミネでこれからもギターライフを楽しんで下さいませ。
この度のご依頼ありがとうございました。
またのご依頼をお待ちしております。
Comments