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NO.288 JUMBO JM-50マンドリン

  • guitarportkobecom
  • 2021年12月13日
  • 読了時間: 2分

常連様のAさんから古いJUMBOのマンドリンのリペアーのご依頼です。

常連様でギター通のAさんからレアなJUMBOマンドリン〔当時の上位機種みたいです〕を持っていくわとの事でした。

ご近所のHオフで見つけてAさんとしたことが、試奏もせずに持って帰って弾くと1,2弦辺りでビビりがあるので診て~との事です。

国産のマンドリンって殆どがギブソンタイプのF型が多いみたいですがこちらはマーティンタイプでAタイプって言うらしいです。(音はAタイプの方が良いみたいです、 Aさん曰く!)

やはり1,2弦でビビりがあるのでフレットにマーキングしてその辺の少しフレットが高くなっている部分を中心に部分的に摺合せをしました。(マンドリンのフレットって元々細くて高さが低いのでフレットの頂点が平らになって弦間も短いので摺合せがちょっとシビアです…)

ヘッド裏のネックのつなぎ目に亀裂が入ってて木の表面が浮いていたのでクランプして補修しておきました。

入手されてからペグが使い物にならなかったらしく、交換した時に木ねじが錆びてて外すのに苦労したそうでネジ穴の周辺をパテで補修されている跡があります(古い楽器でよくあるネジが途中で折れて取れないアルアルですね)

前回の鈴木のピックギターと一緒にこちらもサービスでお米でボディの中を掃除ました。

こちらはそんなに汚れていなかったのでお米もそんなに汚れていませんでした。

(使い終わったお米は奇麗に洗ってまた雀ちゃんのご飯になりました)

お米を使うのってちょっともったいないっていうか、食べものなんでなんかバチが当たりそうやし、代わりに使えるものってないんかなぁ?と思ったりします。例えばセラミックかなんかの小さな粒状のとかどうなんかなぁ。


直ったJM-50をお渡ししてビビりがなくなっていることを確認して頂きました。

マンドリンのチューニングってギターと反対で1弦Eで2弦がA、3弦D、4弦Gで慣れないとペグが固かったりして弦が切れそうでビビりながらチューニングしました。(実際にはそうそう切れませんがネックも細いし何だか恐る恐るやりました)

Aさんは上手に弾かるので私も少しはマンドリン弾けるように安いの探してみようかなって見てたらSンドハウスさんのプレイテックのマンドリンが1万円以下〔 A型がハードケース付!で、F型もありますね〕であったので買ってみようかな~。

ってことでまた新しいのゲットしたら持って来て下さいませ。

何時もドーナツ持って来て頂いてありがとうございます。<(_ _)>

 
 
 

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