エレキとアコギ各1本入手しましたので紹介します。
ヤマトギターのストラトタイプです。
濃い目のサンバーストでローズ指板の普通のストラトなんですが、ヤマトギターって以前にヤフオク!なんかで派手なインレイのアコギとかあったので気になってこれを入手しました。
前のオーナーさんにヤマトギターに関して知っていることを伺うと始まりは奈良県の元は健康器具を販売していた会社の社長さんが始めたメーカーで製造はベトナムでのOEM生産で、徹底した品質管理のもと、「良いものを安く」の理念で作っていたみたいとのことで低価格でコスパの良いギターのようですが、いかんせん余り流通していなかったようで現在は殆ど見かけませんね~。
ボディ材も良さそうな感じで(センター2ピース)ネックの塗装、握った感じも良いのですがフレット端の処理が甘くて引っ掛かるので処理をして良い感じにしました。
ヘッドのヤマトのインレイが鹿のツノみたいで可愛い感じです。
ボディのキャビティ内とピックガードは以前にアルミテープでノイズ対策がしてありました。
1プライピックガード&8点止めビス、21F仕様とヴィンテージストラトを意識した作りで美品でストラトっぽい音も鳴っております。
サンバーストも良いんですけどマークノップラー師匠が好きなんで真っ赤なストラト(出来ればメイプル指板のやつ)を物色しております。
お安く20,000円(税別:ソフトケース・アーム付属)で販売します。
続いてヤマハFG-130グリーンラベルです。(サウンドホール上の記載からたぶん73年製の個体です)
程度の良さげなFG-130を見つけたので入手してみました。
殆ど弾かれていない美品でデッドストックとかクローゼット(押し入れ)ストックとか言いますけどそのような状態で梱包も当時物のFG-130と印刷されたダンボールに入っておりました。(なんで段ボールストックとでも言うのでしょうか…)
それと当時のヤマハの小冊子(16ページもあってコード図やギター各部の名称、アルペジオの解説、日曜の午後・カリフォルニアの青い空の譜面等盛り沢山の内容!と意味不明なセルロイドの赤・青の板、ハートのハンドメイドのピックみたいなのが入っておりました。(半世紀前の物が良い状態で入っていたのでちょっと嬉しかったです。丁度来店されていた常連さんのFさんに見せたらこの小冊子だけでも値打ちあるんとちゃう〜?!って言ってくれました)
表紙の奇麗なお姉さんと当時のファッションが懐かしい感じで今見てもお洒落な感じです。
(男性のファッションもジーンズにジージャンで仮面ライダーの本郷武⁉︎みたいな感じ~笑)
ギターの状態はこちらも半世紀経過している個体としては私が診て来たFG-130では一番綺麗な個体なんじゃないか!ってくらいに奇麗で、はっきり言って全然弾かれていない状態なんですが、古いFGなんで当初弦高も高め(6弦12Fで約4ミリ)なのをサドル調整、ネック調整で低く弾き易く調整しましてこれから更にこなれた感じになって鳴りももっと良く鳴るのでは⁈という感じです。
そうやってこのブログを書いている間に電話でお問い合わせ頂いていたお客様が来店されまして、その方も小ぶりな古いアコギを探しておられてこのFG-130をとても気に入って頂きお買い上げ頂きました。(良いギターというか私も気に入っていたギターなのでそういうのに限って直ぐに売れてしまうので少し寂しさもあるのですが、やっぱり気に入ってもらって大切に使って頂くことが一番なので良い方の元に嫁いでいったので良かったです!)
また程度の良いFGがあればメンテナンスして紹介したいと思います。
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