ドレッドノートタイプを2本入手したので紹介します。
弾いていて楽な小ぶりなアコギも良いんですけど、たまにはドレッドノートでガンガンとストロークで弾きたい時もあったりしましてってことでお安くて鳴りの良いのを2本紹介します。
アリアのAD-28でマーティン風な外観にブラウンサンバーストの奇麗な状態なんですが、ナット・サドルがありませんので牛骨で作りまして弦高は低くして(6弦12F2.1ミリ、1弦2ミリ)弾き易く調整しました。
良い感じのゴールドペグも一応取り外して、全体を磨き上げました。
トップはスプルース単板でサイドバックはマホガニー、指板材も良さげで音もマーティンっぽい艶のある鳴りがします。
ボディの中を掃除してたらサイドに検品のメモが貼ってあってOK?のような手書きの字が書いてあって「切削完成とか力木完成」検査項目が四文字熟語みたいでした。
最近の中国製は結構作りが良いので感心しますが、国産で作ったら倍くらいコストが掛かるんやろなーって思いますが、あちらも人件費が上がってきているみたいなのでコロナとかの影響で段々値上がりしていくんでしょうか~。
とても奇麗なアリアドレットノートお安くしときますよ~。(本体のみ、2万円+税)
続いてこちらもドレッドノートで今は亡きZENNのZD-24でございます。
驚異のコストパフォーマンスで当時話題になったZENNのアコギのZD-24です。
2万円そこそこで全合板ですが、鼈甲柄ピックガード、グローバーオープンペグ、サイドバックに独特な木目のアッシュ材がなんかそそられる感じがします。(サドル・ナットもちゃんと牛骨です)
指板材も良い感じで力木もちゃんとスキャロップ加工されていたり、ネックブロックに三角の補強があったりボディの塗装はグロス(テカテカ)でネックはサラサラのサテン仕上げに使い分けされていたりと握った感じもとても良い感じで抜かりがございません。
と、いい事ばかりではなくて…エンドピンがなかったり、少し浮いたブリッジを修理してきちんと接着はされていたのですがブリッジの端の塗装が少し削れていたので目立たなくなるように塗装して復活させました。
以前にも同じZD-24を持っていましたが、1年位前に韓国の観光客風な青年が気に入って買ってくれましてこのギターが好きなのでまた入手しました。(韓国で使ってくれてるのかな~。 中国で作られて、日本に来て韓国にとアジアを渡り歩いて可愛がってもらえよ~)
という事で今は亡きサウンドハウスさんプロデュースのコスト度外視のZD-24こちらも弾き易い弦高で意外に良い鳴りです。お安くしますよ~(本体のみ、15000円+税)
宜しくお願い致します。
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