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NO.254 Headway HD-Autumn Leaves

ヘッドウェイドレットノートの高級機種を入手しましたので紹介します。

ヘッドウェイの熟練した少数精鋭の職人による飛鳥チームにより製作された希少な個体でオール単板、サイドバックの楓のトラ杢が角度によっては見え方が3Dのように浮き出た感じにも見えてそれだけでなんかうっとりしてしまいます。

秋をイメージした外観はヘッドから指板、ボディーにまでもみじをあしらってかつボディー下部に向かって黄色み掛かったグラデーションが紅葉をイメージするかのような何とも言えない芸術作品を観ているかのような独特な雰囲気があって、夏真っ盛りのくそ暑い気分が何故か涼し気な気分になったりします。ホントそれだけで得した気分になっています。

元のオーナー様は丁度1年前にこのヘッドウェイを購入されて鳴りも気に入っておられたようですがどちらかと言うとマーティン寄りな鳴りすぎてサスティーンの良い響きよりは最近はギブソンJ-45のような低音がしっかりしていてサスティーンの短い鳴りが好みのようで当方が所有していたJ-45ローズウッドカスタムの鳴りをとても気に入って頂いて購入いただき、このヘッドウェイを買い取ったという次第です。

ギター通の元オーナーさんはマホのJ-45も近いうちに手に入れてローズのJ-45との違いを比べてみたいとの事で良いJ-45に巡り会えればいいですね!


元々とても大切にされていたようで傷も殆ど無くて新品のような状態でしたが一通り奇麗にして鳴らしてみるとサイドバック・メイプル(楓)ということでマーティンのようなバランスの良い鳴りかつメイプル特有の明るい鳴りが印象的な鳴りで元オーナーさん曰くストロークでピックの固さを変えて弾くと鳴り方が変わるのが良くわかるという事とストロークで弾くのもいいしどちらかというと指弾きでも良い感じなのでこれから弾きこんで更に良い鳴りになって行くような感じがしてきました~。

これでもかという、手の込んだ外観ですがボディー内部はXブレーシングを敢えて後方にシフトしたARS(アドバンスドリアシフト)によりボディー強度を保ちつつ、楓の粒立ちよくメリハリの効いたサウンドにする為の工夫されているのが特徴です。

おまけで付属しているボディー材と同じ楓で作られたサウンドホールカバーの作りも素晴らしくて簡単に取付けが出来て家で音量を押さえて弾きたいときに重宝しますね!

丁度、ミルキーサウンドのÝさんが弦交換で持って来て頂いたマーティンD-41と引き比べてみるとやはりバック材の違いのD-41のローズウッドの深みのあるどっしりとした鳴りに対して楓のヘッドウェイの方はD-41よりも明るめで軽やかな鳴りが印象的で年式の違いもありますし、どちらがどうという事でもないのですがそれぞれに素晴らしいギターであることを感じました。

気に入っていたJ-45が無くなった寂しさもありますが、私もマホのJ-45を手に入れる事が出来たら良いなーと思いつつ、外の暑さを忘れさせてくれる秋をイメージしたヘッドウェイを眺めて癒された気分になっています。








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