ヤマハDW-8のピップアップ取付けのご依頼をいただきました。
オーナー様よりお話をお聞きし、たまに行くライブバーで使えるようにお手頃なピックアップが良いという事で以前にも取付けたモーリスのCP-3がバッテリーもいらない貼付けタイプのピックアップなのでお勧めしましてそれでお任せしますという事で取付けました。
ÐW-8という90年代の中級クラスでFGシリーズより少しゴージャスな外観にトップ単板、ゴールドペグ、特徴的な花のデザインのヘッド、鼈甲柄ピックガード、ロングスケールとLシリーズ寄りな印象で使用感の無い割と奇麗な個体です。
ピップアップが入荷するまで時間があったので、サービスでご希望されていた弦高をサドルを少し削って良い感じに下げておきました。
ボディーの内部も長年の埃が溜まっていたので奇麗にておきました。
翌日、ピップアップが入荷したので(Sンドハウスさん、仕事が早いですね~注文して翌日入荷!)早速取付けてみました。
このモーリスCP-3はお手頃(6000円ちょい)でいいのですが、唯一の難点がジャック取付け穴が11ミリ(普通は12ミリ)と特殊で皆さん苦労してるみたいで10ミリの穴をあけてリーマーで穴を広げていくか、やすって穴を広げていくか尚且つジャックに対してジャストの穴を開けてその穴にジャックを打ち込んで取付けなければなりませんので、少しでも穴が大きとジャックがグラグラで固定できませんので少し取付けに慣れが必要なのです。
説明書に書いてある通りピックアップ本体をブリッジ裏の5弦辺りのボディーエンド側に付けました(取付けの際、手探りになりますがエンドピンを差し込んおくとピン穴にかぶらなくて取付け箇所の目安になります)
取付け部に貼る両面テーブがやや接着が弱いので取付け部を奇麗に拭いておくとしっかり貼付け出来ました。
配線がやや長いのでボディーに干渉にないように輪っかにして良い感じの長さに調整しておきましょう。
あとこのピックアップの良い所がジャックとセンサー側の配線部がプラグピンで取り外しできるので何かと取付けの際、その点は作業性も良くて良いです。(ジャックをボディー外側から打ち込んで取付けるのでセンサー部とセパレートでないと取付け出来ませんのでそのような構造に考えられています。
ボディーエンドにジャックが付いているだけの見た目でぱっと見は普通のアコギです。
全体を磨き上げて弦を張替えてアンプでの音出しも問題なく、結構生鳴りの感じも再現されていて良い感じです。
前回のFS-423と同じようなカラーなので並べてみました。(FS-423もエレアコ化しよーかな~)
オーナーさんにお渡ししてアンプからの音出しも確認して頂いて、ライブバーで使ってみるとの事で喜んで頂けました。
アコギ用のアンプは持っていないとのことなので色々ありますが、私が使っているヤマハのTHR5Aをお勧めしました。(2万ちょい位でしょうか…)
この度のご依頼ありがとうございました。
またのご依頼お待ちしております。
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