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NO.246 ヤマハ FG-301B

ヤマハ FG-301Bの弦高調整のご依頼をいただきました。

30年位前に購入されてから余り弾かれていない状態で外観は奇麗な301Bですが弦高が高いので(6弦12Fで3ミリ以上)弦高調整して欲しいとのご依頼でした。

オーナーさん自身でサドルを削って少し削り過ぎたそうでシムをかまして、トラスロッドを目一杯しめて逆ぞりにして無理やり弦高を下げている状態でした。

サドルを見ると樹脂製みたいな感じだったので、牛骨製に作り替えてシムを外して逆反ったネックを少し戻して弦高を下げてみます。

逆反ったネックを少しフラットに戻して、元のサドルの高さを参考にして牛骨サドルに作り替えてオクターブのオフセットも拘って作って一旦弦を張って弦高を測るとまだ6弦12Fで3ミリ程であったので結果的にサドルを限界まで下げて何とか2.5ミリ位に調整できました。最初のようにトラスロッドを締めるとまだ弦高を下げることは出来ましたが、そういうやり方は邪道なのでトラスロッドの締め代を残すようにして調整しました。

この頃のヤマハは何本もみてきましたが、何故かネックの仕込み角度が付いていなくてもとから弦高が高めで、この個体のようにネックを逆反りさせているパターンが多いですね。

トラスロッドってネックの反りを修正するためのもので、弦高を下げる為にしめて逆反りにするっていうのは邪道というか本来の目的からずれていると思っています。

弦を張ったら順反りするので、その分を考慮して弦を張っていない状態でほんの少し逆反りさせて、弦を張った状態でネックが真っすぐになるようにしていますがそうすると古いヤマハはサドルを限界まで下げないとというパターンになってしまいます。

とは言いつつ私も同じ301Bを持っておりますのでオレンジラベルって何故か好きでまだ国産の頃ですし、市場には多くあるようで価格もお手頃なのでついつい集めたくなりなりますが、割と奇麗な個体が多かったりしますが、これと同じ様にほとんど弾かれないで押し入れとかで眠っているギターって一杯あるんでしょうね~。

弾きやすくなって磨き上げたFG-301Bをオーナーさんにお渡しして、また若い時のようにギターを再開されるとの事でこの301Bで楽しんでくださいませ。

お家に眠っているギターがありましたらお手頃価格にて弾きやすく調整させて頂いておりますので、お気軽にご相談下さいませ。





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