レアなヤマハの12Fジョイントのアコギを紹介します。
調べてもこのヤマハW-30の情報が出ませんでした。
珍しいヤマハの12Fジョイントで小ぶりなパーラーサイズ、スケールは640ミリなのでミニギターではなくてたぶん台湾製の国内では販売していない海外モデルかもしれません。
古い感じでもなくてピックガードにまだビニールが着いていて見た目はきれいですが、ブリッジ剥がれ(これも珍しいアジャスタブルブリッジ)の状態で弾けないので直してみます。
ブリッジを止めていた2本のボルトを外すとすんなりとブリッジが取れました。
ブリッジが付いていた端の塗装が結構残っていたので、養生して端の塗装を剥がしてから接着します。
中を覗くとラダーブレージングの下からブリッジに向かって3本の補強があってとっても質素(シンプル)な作りです。
ちなみにネックのトラスロッドも無いのでボディーが凄く軽くてミニギターというかおもちゃ位軽いです。
翌日、弦を張ってみましたが今度は弦高が高くて(6弦12Fで5ミリちょい)ロッドもありませんのでアイロンを当てて少しは弦高が下がるかなーとやってみました。
1日置いてアイロン後6弦12Fで3ミリちょいと何とか弾けるくらいにはなりました。
外観が小ぶりでとっても可愛いのでもう少し弦高下げれたらチープな感じなんで良いのですが…3連のペグはもうちょいマシなのにかえてみたいところです。
ホンマに何も情報が無い、不思議なヤマハのW-30でした。
知り合いのYさんが安っすいギターないか~って言ってたので今度来られた時お奨めしてみようかな~。
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