前からやりたかったアコギのサウンドポートを加工しまして良い感じになったので紹介しますね。
やってみたかったんですよね~サウンドポートってやつ、アコギって弾いている本人よりサウンドホールの前で聞いてる音が一番良い音に聞こえると思うのですが、このサウンドポートによって弾いている状態でサウンドホールから前に出る音と自分の方に聞こえる音が加わって鳴りが良くなったように感じる⁈というのを体感してみたくてやってみました。
実験台になるのは何本も所有しているモーリスのFシリーズでって決めてまして、元々弾きやすくて気に入っていて、ペグやらサドル、ブリッジピンなんかを替えたりしていて更に実験によってこのモーリスF-20がどうなるのか、楽しみと多少の不安がよぎる感じです。
ボディサイドに穴を開けるのですが、どれくらいの大きさにするのかを位置と大きさを考えて何パターンか下絵をかいてボディサイドに下絵を付けてみてこんな感じにしてみました。
穴の形は楕円形で弾くときに一番近くの所に位置決めしてテープを貼って穴を開ける準備OKです。(ネットで見たのはレーザー加工機で奇麗に穴を開けていましたが、そんなの持っていませんのでドリルで小さな穴を何カ所も開けてハンドメイドで地道にやっていきます…)
何とか楕円形に穴をあけて仕上げはミニルーター使ったり、その後地道にサンドペーパーで楕円になるように奇麗に仕上げたつもり⁈です…
中々良い感じ⁈に無事サウンドポート貫通しました!
穴から覗くとボディの中がよーく見えます。後々のメンテナンスも楽にできるかな?
風通しも良くなって、部屋の換気も大事ですがギターの換気も良くなって…何事もポジティブに考えます!
ボディに穴を開けるって多少抵抗がありましたが、元々サウンドホールも言ってみれば穴あいてますし、これで音が多少良くなるんだったら良しとしましょう。
あと、サウンドポートに鼻を近づけるとこのモーリスは普通の合板の匂いですが、ローズとかだったら弾いてて甘ーい香りがしたりして、そりゃー匂いフェチの方〔私も…)にはたまりませんね〜。
肝心の音の方ですが…
弾いてみますと、ん~、やっぱりやる前と違います!
なんやろ、言葉でいうと鳴りが1.2倍位増した感じで特に低音が増したような鳴りを体感しました!
いや~、これはやってみて正解でしたわ~!
ネットでやってた人も鳴りの違いを体感して持ってるアコギに全部このサウンドポートを付けたいって言ってました。なんかわかる感じで私も他のもやってみたいです(特に安ギターにお奨めかな、ほんと一味鳴りが良くなって高級ギターに近づいた⁈感じでちょっと得した感じですわ~)
ガムテープで穴を塞いでみると確かに違いが体感出来ました。
今回この実験をやってみて見栄え云々はありますが、確かに鳴りの違いを体感出来て良かったです。
今後の課題は穴の大きさの違いや加工の方法等(奇麗に仕上げるのに結構大変でなんせ手作業なもんで…)ありますが是非また他のアコギにもこのサウンドポート加工を施してみたいと思える体験でございました。
ご興味ある方は是非一度試奏しに来てくださいませ。
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