ストックしておりましたヤマキF-15を紹介します。
モーリスの同じようなフォークサイズのは何本も所有していますがヤマキはそれほど持っておりませんが、長い間触っていなかったのでお店に持って来てメンテナンスしました。
以前にオリジナルの安っぽいペグをアリアのオープンタイプのペグに交換していました。
サイドにヤマキ特有の白濁みたいなのが所々に見られますが目立つほどではないです。
長い間触っていなくて弦を少し緩めていたのでネックがやや逆反りになっていたのでトラスロッドを緩めて(殆ど効いていない状態)一通りクリーニングして弦も張替えてみると2弦あたりでビビりが出ていたのですり合わせしまして何とかビビりも収まりました。
ヤマキの上位機種は知らないのですが、低価格帯のは殆どフレットのサイドの処理が切りっぱなしみたいな感じだったり、浮いているようなのが多くてこの個体もフレットの端が指に引っ掛かる状態でしたのですり合わせと併せてフレット端を丸めて手直しました。
その他はとても作りの良いヤマキなんですが、そこの所が唯一難点なところ(白濁も)で良い所は元々同じ時代のヤマハとかと比べてヤマキはネックの仕込み角度が良いので弦高も低く設定出来たり、このF-15でもネックのヒールキャップが分厚めの木を使っていたり、ナットの端がヘッドの角度と同じように斜めに広がって(大抵真っすぐに切っている)いたり、あと指板も黒っぽい良さげな材を使ってたりと低価格帯のモデルでも、一手間掛けている感じがあります。
元々弾きやすくて良い感じに鳴っておりましたが、暫くほったらかしにしていてビビりがでていたり、やっぱりギターは弾いてあげることが大事なんだと思いました。
特に冬場で乾燥した状態であったので思った以上に状態が変わっていたりで、きちんとメンテナンスすればまた弾きやすくなって機嫌よく鳴ってくれたので手を掛けて良かったです。
ヤマキのフォークサイズ状態の良いのも少なくなりつつありますがこのF-15は小ぶりで弾きやすくて気軽に使って頂けるギターとしてお奨め致します。
これから、温かくなってギターを弾くのにもいい季節になってきますね~。
価格は…、来て頂いたら教えます!(そんなに高くはないです!)
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