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NO.154 モーリスF-15

  • guitarportkobecom
  • 2020年11月14日
  • 読了時間: 2分

度々、登場していただいているギターマニアのバンドマンのFさんがヤフオク!でモーリスF-15をお安くゲットしたのでメンテお願いと言うことで持って来て頂きました。

このブログもよくチェックしてくれているFさんが、モーリスの75年製のラベルの写真を撮り忘れたのですが、たしか飯田楽器製(唐沢氏の検品サイン)を競ることもなくお安くゲットしたよ~と持って来てくれまして、このF-15も裏板のローズウッドの木目が中々ワイルドな派手な板目でそれだけでなくてネックのたぶんマホガニーなのにトラ目がビシッと入っていてそれに釣られて思わずポチっとしてしまったのでしょうか⁉

良いものをゲットしましたね!

なのですが、Fさん曰く、来たときはかなりくたびれた状態で2時間程かけてピカールで磨いたんよ!と言っておられまして、それでもバック板は結構目立つ擦れ傷が残っておりまして、ここから更にクリーニングと弦高がやや高いのでサドル調整の依頼を頂きまして、良い感じになったらそのうちにサドルとナットを牛骨に替えたいということです。

という事で早速ボディのクリーニングを始めました。

表板は比較的良い状態でしたが2か所ほど打痕が目立っていたのでクリアーラッカーを盛って研磨して目立たないように補修しまして、裏板の多数あったひっかき傷はコンパウンドで磨いても取れなかったので耐水ペーパー(1200番~2000番)で水研ぎして、塗装表面を整えてからコンパウンドでひたすら磨き上げてなんとか顔が映る位の鏡面仕上げの状態になりました。(この作業ってやりかけると意地になるというか、とことんやらないと気が済まないので段々と奇麗になっていく感じが好きで何時も無心になってやっております)

サドルも高さに余裕があったので1ミリ程削って弦高も6弦12Fで約2.5ミリ位になり弾きやすく調整出来ました。

Fさんも奇麗になったF-15を見て喜んでいただきまして、この時代(75年製)までのモーリスに興味がおありのようでご自分のフェースブックにもこのF-15を紹介されておりました。

とても良い感じになったF-15ですがFさん仰っるようにサドルとナットを牛骨に替えたら更に良い感じで鳴ってくれるのではと思います。(その時はまた持って来てくださいね!)

あと私だったらペグを国産のオープンタイプペグに交換してヴィンテージな雰囲気と機能性アップのカスタマイズを施してみたいところですねぇ〜。

また新しいギターをゲットしたら持って来てくださいね!



 
 
 

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