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NO.147 木曽スズキ W-150

最終更新: 11月2日

身内の方から頂くことになっている古いギターを、中学生の姪っ子さんが学校で使うので弾けるようにして欲しいとのご依頼で御来店いただきました。

依頼主のSさんが来店頂いて後で身内の持ち主さんが持ってくるからと、携帯の写真を見せてくれてこのギターなんですがと拝見するとヘッドのロゴが一瞬、マーティン⁉のように見えたんですが眉唾物で何となく雰囲気的に国産ヴィンテージっぽい感じはしておりました。

それと携帯の画面を良くよく見るとヘッドの所の6弦のペグが取れていて、依頼主さんは弦を張ったら直ぐに弾けるみたいに思っていたみたいでしかも当日の夕方に取りに来るから今日中に弾けるようにして欲しいとのなんだか急ぎの仕事になりそうです(聞くと姪っ子に直ぐに弾かせてあげたいとのことでした。ふーんそうなんや〔私))


その後1時間後位に持ち主さんがこの鈴木W-150をもってこられましてやはり6弦のペグは無く、古いペグは沢山ストックしているのでまあなんとかなるかと思っているとボディの中でなにやらコロコロと音がするので何やろぉとゆすってみると何やら紙に包まれたものが出てきてその包みを開けるとなんと取れていた6弦のペグが出て来たではないですか!

持って来てくれたのは持ち主の旦那さんの奥さんで本人ではないので事情も良く知らない風で私が古くて中々良い雰囲気のギターですね!と褒めると主人の自慢のギターなんですと仰っておられました。

約2時間後にまた取りに来るのでよろしくということで急いで弾けるように頑張ってみました。

受け取ってからよく見るとかなり年期の入った70年代の鈴木の3ピースバックでだいぶくたびれた感があり、ペグが1つ無いのとブリッジピンもないので予備のもので合いそうなのを探しました。

取れていたペグを取付けて、表面も結構くたびれておりましたがピカールで頑張って磨いてオーバーホールしてフレット・ボディも出来るだけ奇麗にしました。

ボディ内部を掃除しているとき、裏板のブレーシング(下から2本目)が真ん中から右側が欠けている状態でしたが強度が少し弱いかもだけどとにかく弾けるようにとのことですので後で状態だけは説明はしました。

弦を張ってみると、弦高も6弦12Fで約3ミリで普通に弾けるようにはなったのですが、ブリッジ右側辺りを軽くノックしてみると少し鈍い音がしており、トップのブレーシングが少し浮いているような状態でしたので依頼主様には裏板のブレーシングの欠けの件と合わせて弾けるようにはしましたが、本来なら直した方が良い不具合なので早めに直した方が良いですよと説明してお渡ししました。

万全の状態ではないスズキW-150でしたがそれでも中々良い鳴りをしておりました。

世代を超えて使われていなかった鈴木W-150が復活出来て、若い世代の方に受け継がれてそれに携わることが出来て嬉しく思います。


このような使わなくなったギターがありましたらまた使えるようにしますので、お気軽にご相談くださいませ。


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