先日、オークションにてバック板の木目が豪快なF-15を見つけて入手し、仕上げました。
バックの豪快な木目が目立っていたせいか、少し競りましたが予算の範囲内でゲットした75年製の寺田楽器のF-15です。(この年までの四角いラベル所謂唐草ラベルのFシリーズばかり集めています、薄っすらとした記憶で私が中学生の時初めて買ったモーリスW-35を買ったお店(ロッコーマン)の店主の方がモーリスはこの四角い唐草ラベルの時が作りがよかった的な事を言われていて私の買ったW-35は確か78年製辺りでそのラベルではなくて楕円形の幌馬車ラベルだったので、河邉少年的にはへぇーそうなんやとういことで75年までの唐草ラベルに憧れがずーっとあって、私の中の都市伝説が今も続いているのです。
信じるか信じないかはあなた次第です⁉)
トップ下部に表面傷が少しある位で年式にしては奇麗なF-15です。
サドルが樹脂製だったので牛骨で作り替え、ナットも牛骨に替えました。
寺田製でよく見る山田さんの検品サインがあります(元気にされているのでしょうか⁉)
何とも言えない豪華な板目のハカランダ風な木目に対してサイドは板目ではなくて、柾目のローズで良い雰囲気があります。
指板のローズも黒くて高級感があります。
曇っていた、フレット、ペグを磨き上げて仕上げました。
弦高も低めで、ネック断面がソフトなV気味でとても握り易くどんな音がするのか楽しみながらセッティングしました。
期待通りとても良く鳴って弾きやすいので思わずにんまりとしてしまいました。
Fシリーズだけで多数(たぶん30本以上)所有しておりますが、中々これほどの豪快な木目のはないので入手出来て良かったです。
その後、また懲りずにいい感じのF-18(楕円形の幌馬車ラベル)をぽっちとしてしまいこちらもメンテナンス後に紹介します。
弾きやすくて良く鳴るフォークボディーをお探しの方にお奨めです。
販売価格:26000円 本体のみ(税込み)です。
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