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第40回 ヤマハRGZ
更新日:2019年10月21日
アコギ紹介ならぬ、エレキ紹介になります。
ご近所のお客様から調整してほしいとのことでお預かりしましたヤマハのRGZでございます。ヤマハのこのエレキは始めてみましたが何やらヘビメタ黄金期の80年代の雰囲気があります。Bzの松本さんが以前MGを弾いていましたが、上側のカッタウェ部分が長くてプレイアビリティは良いんでしょうがなんかデザインがイマイチで良いイメージがありませんでした。
何やら弦高が高く(6弦12Fで約1センチ!)と凄い状態でございました。
フロイトローズタイプのギターは昔所有しておりましたのでかなり久しぶりに触りましたが、調整前、ブリッジが弦に引っ張られて超フローティング状態でした。その前にネックも順反りしていましたのでロッドを調整しようと見てもロッドらしきものが見えないのでネックを外すタイプと言う事でボディからネックを外すと無事ロッド調整でネックが真っすぐになりました。ネックをボディに取付けボディバックパネルを開けトレモロのスプリングを締めこんでブリッジが横から見てボディと平行になるように調整してはチューニングを合わせる事を繰り返し、だいぶ弦高が低くなったのですがそれでも6弦12Fで4ミリ位でブリッジをよく見ると上下方向に調整するスタッドボルトがかなり上がった状態だったので締めこんでいくとすんなり弦高が下がり、6弦12Fで2ミリ、1弦で約1.5ミリと正常な状態に戻すことができました。この後ネックが未だ多少順反っていましたので再度ネックを外しロッドを少し締めてネックを取り付けてやっとのことでこのギターのあるべき姿に復活しました。
フレットも磨き上げ作業完了しました。
理想的な弦高にしてチューニングするとブリッジのバネとのバランスが取れてチューニングが安定しました。
復活しましたのでアンプから音出しますとガリもなくちゃんと音も出てくれて嬉しくなりました。
お預かりした翌日にはギターが復活していたのですがお客様の電話番号を履歴から連絡しようとしたのですが履歴が消えていて未だ(5日経過)連絡が取れない状態になってしまい、連絡をお待ちしている状態になってしまいました。しっかり電話番号を聞いておくべきでした。このブログ見てくれたらなと思いを込めてアップしました。
連絡が来るまでこのRGZで遊ばせてもらいます。Wさんごめんなさい。