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第34回 マルハF100M

初登場のマルハギターのご紹介です。

マルハギターの創設者、橋本文男さんはかつて戦時中福岡で新型戦闘機を開発していた人で新型戦闘機・震電のテスト飛行直後に終戦を迎えたそうで、終戦後はギター製作をはじめたそうです。そんな方が作ったギターなので決して高級機ではありませんが50年近く経過したとは思えない綺麗な状態のアコギを入手出来ました。

トップスプルース・サイドバックはマホガニーでマーティンで言うところの00-16のような雰囲気です。

入手時は、ジャンクな子でして裏板ブレージングに剥がれ、ボディを指でコンコン鳴らすと鈍い音がしておりました。あとフレットの端が少し引っ掛かりがあったので面取り処理を施し、ナット溝が深すぎたので適正化をしまして、サドルがプラスチックであったので、ロングサドルではありませんが牛骨化しました。弾ける状態に仕上げますと元々ボディの状態は奇跡的に綺麗だった(あまり弾かれていなかった?)ので弦高も低く非常に弾き易い状態になっております。

特徴的なところは、写真ではないですがボディ内部のライニングの切込みがなく、板を曲げたものを使っていました(鈴木のギターで同じのを見たことがあります)

3連ペグも当初硬かったので分解清掃をして、ペグのブッシュが浮いていたところをはめ直して付けるとスムースにチューニング出来るようになりました。

マルハギターの特徴としてボディを鳴りやすいよう華奢に作っていて壊れやすいらしく、ブレージングが浮いていたのもそういうものなのかと感じました。無駄のない作りが何か零戦に通じるものがあるのかもと想像が湧き立ちます、ボディの塗装も薄く、シンプルイズベストという言葉がぴったりな気がします。


上記写真はブレージングに隙間がある状態と、接着して内部で治具をかまし、外側からも押さえつけるようにして修復させている様子です。

再生後は、気持ちよく弾けて鳴りはそんなに大きくはないですが(やや低音が弱い)スリーフィンガーで弾くと良い感じで弾いていて気持ちいいです。

マルハギター今となっては希少なアコギですので他にも良さげなながあれば集めてみたくなりました。御試奏お待ちしております。



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