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番外編・ELVISエリート2 エレアコ化
更新日:2020年3月14日
入手したElvisエリート2にピックアップを取り付けてエレアコ化しましたので紹介します。
先ずはエンドピンを取り外して12ミリの穴を開けました。(ボディ内に補強が入っているので10ミリ位の厚みがありましたが無事に貫通しました。穴開け時、結構木くずがでますので掃除機で周辺、ボディ内を綺麗に掃除します。(穴の開いたふちの塗装部も綺麗に欠け等なく穴あけができました。穴の断面をサンドペーパーを丸くして突っ込んで表面を整えます)開けた穴から紐を通してサウンドホール内からピックアップのエンドピンジャックのネジの穴開き部に紐をつなげてゆっくり紐を引っ張るとエンドピンジャックのネジの末端部分が出てくるので一端紐を切ってボディ内にジャックを引っ込めないようにワッシャーとナットでジャックを固定しジャック差し込み金具(ストラップを止める部分)をしっかり取付けます。(作業に必死で写真を撮り忘れ、いきなりエンドピンジャック取付け完了です)
ピックアップからエンドピンジャックまでのケーブルを附属の両面テープ付きのフックをボディサイド部に貼り付け固定します。(ケーブルが長いとボディに当たったりする音もマイクで拾ってしまうので、これ結構大事です。
ピックアップ本体をサウンドホールのふちにしっかりと取付け作業完了です。
取付けたピックアップはスカイソニック製T-902でマグネット・コンデンサーマイク2WAY式の高性能ピックアップでございます。ピックアップ本体にマグネット部のメインボリュームとコンデンサーマイクのボリュームが付いていてそれぞれをミックスして音を調整します。
右の写真の上がNEW-902で下が旧902で今回取付けたのは旧902です。
外観はほとんど同じで、外箱はNEWタイプの方が高級感があったり、メーカー保証が3年あったりします。(附属品はNEWT-902にはコンデンサーマイクにかぶせるスポンジカバーが付いています。それ以外は同じでした)
旧T-902は並行輸入品で保証がないですが価格が正規品の約1/3です。
今回NEWタイプと旧タイプで音の比較をしたくて比べて見たのですが、私には違いがよく分かりませんので旧T-902で充分良いと思いました。(使用したアンプはヤマハTHR-5Aです)
ELVISエリート2がネットでコスパが良く作り、鳴りもそこそこだったので気になり、4本(新品)入手(サイドバックマホとローズウッドそれぞれ2本)したのですが、これでエレアコバージョンがあればいいのになぁと思っており、今回のエレアコ化を行いました。
ピックアップを取付けた感じも良好でしたので、もう一本サイドバックローズウッドの方もエレアコ化したいと思います。こちらも今回と同じスカイソニックのT-902を取付ける予定です。値段もお安く、性能も良いので(後は耐久性が良ければ完璧)気に入りました。
補足:最新式のスカイソニックのピックアップWL800-jpがワイヤレスピックアップででていますが、こちらのワイヤレスピックアップを使えばピックアップをサウンドホールに取り付けるだけでエンドピンジャックの穴開けが不要で附属のレシーバーをアンプにつなげるだけでエレアコ化できてとても便利だなと思います。またそれ一台で他のアコギに使い回しが出来るのでこれまた便利で、定価3万(ちょっと高い)ちょいなんですがとても気になります。ていうか欲しいです。
WL-800JPがあれば、最初からエレアコを買わなくていいということですね。
アコギもワイヤレスの時代になってくるんですねぇ。もう少しお安くなればいいですね。
本体価格、28000円プラスピップアップで38000円(税込み)で販売します。
しっかりとしたギグケースが附属します。
後日、もう一台のELVIS(サイドバックローズウッドバージョン)もエレアコ化しまして並べてみました。
右側がサイドバックマホガニーバージョンで左側がサイドバックローズウッドバージョンです。前から見た感じは全く同じです。どちらもアンプに通すと色んな音色を出せるので結構つかえるなと思います。
サイドバックローズウッドバージョンは、本体価格35000円プラスピップアップで45000円(税込み)こちらも専用ギグケースが附属します。