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リペアー日記5アリアドレットノートD-60

リペアーのご依頼を受けましたのでご紹介します。

こちらのギターはご近所のライブバーのオーナー様からお預かりしましたお店で活躍している看板娘的なギターでヴィンテージアリアでなとても風格のあるアコギです。

リペアーの依頼内容がお客さんが弾いていて1弦がフレットの端に引っ掛かってしまう症状を直したいとのことでした。



症状をお聞きしまして、ネックの状態、フレットの状態を観察しまして5フレットから7フレット辺りで1弦をワザとフレットの端に引っ掛けますと指板とフレットの僅かな隙間に弦が引っ掛かりましたのでその辺りを中心に見ますと経年によりフレットの端が全体的に浮き気味でしたのでハンマーにて軽くフレットの端を叩き込み隙間がないように処理し、オーナー様に確認していただき症状が治まってお渡ししたのですが、翌日にまた違う箇所でまた引っ掛かる現象が起きたとのことで再度持ってこられまして確認しましたところ、最終フレットの20Fの所で引っ掛かることがわかりまして、再度対応させていただきまして、何とか引っ掛かりが治まりオーナー様に確認して弾いていただきました。私の見落としがあり再調整になりましたが良い勉強をさせて頂きました。

次回は一発で直せるように頑張ります。

リペアー後にこのD-60を弾かせてもらいましたが、さすがの鳴りで低音~中域のずっしりしたバランスのいい鳴りに思わず嬉しさがこみ上げてきます。

今回はお店で使う言わばプロの道具であるギターをリペアーさせていただいたので、とても勉強になりましたし、お店で色んな方にこのギターが弾いてもらっているんだと思いますとこのギターに携われたことを嬉しく思います。

オーナー様の希望で、6弦の弦高が低くビビりがでているとのことで今後、フレットのすり合わせもやってもらいたいとのことで、またこのギターに関われることになりそうです。

オーナー様の人柄もとても良い方で、楽器に対する拘りも実感できました。

GUITARPORTを昨年から始めましてこのような素晴らしい出会いが出来て、大切にされているギターのメンテナンスをさせていただいたことに喜びを感じる次第です。

後日、これと同じアリアドレットノートD-60を入手することができましたので、メンテナンしてご紹介出来るようにしてみたいと思います。



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