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アコギ紹介24

更新日:2020年1月20日

ヤマハが続いてFG160のご紹介です。


人気の赤ラベルからのモデルチェンジ機種として72年から販売されましたが、時代的にオイルショックと重なり赤ラベルからコストダウンした等の噂もあり74年で販売終了となった不遇のFGと言われているグリーンラベルですが、デザインが特に不人気で、赤ラベルからの改良としてヘビーゲージに対応できるように弦のテンションを緩和するべく先細りの所謂、バルタンヘッドとネックが丸太のように太くなっていることが特徴的で慣れればこれはこれでいい感じなんですが、世間的には不人気であとブリッジの形も平べったくて野暮ったい感じです。でもこのFG160は何と言っても音が抜群に良くてストロークで弾くと特に低音がゴンゴンとかガンガンとかの表現しかできませんがなにせ爆音で鳴ってくれます。

激鳴り注意報発令中でございます。

ネックの状態も6弦12Fで2.2ミリと低くこの機種としては奇跡的なネックコンディションを保っております。

なぜこんなに鳴るのかとこのギターを観察しますとサウンドホールより下部が他のドレッドタイプより1センチ程広く、逆に縦方向は1センチ程短いずんぐりむっくりしたボディサイズでまさに日本的なサイズ感で、サウンドホールが一般的なサイズより5~10ミリ大きく、弦間ピッチが50ミリと狭いことで独特な鳴りを出していることが分かります。

しかしながらこのFG160の特別な奇跡的コンディションを保っているからこそのこの鳴りであると思います。

どうぞ店頭にてFG160のご機嫌な鳴りを体験して下さい。(売却済みです)




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