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アコギ紹介16
更新日:2020年2月18日
今回はハイコストパフォーマンスを誇るZENN ZS-18です。
第2回目で登場したzp-73から2台目のZENNシリーズの紹介です。zp-73はパーラーサイスでしたが、こちらはトリプルオーサイズでございます。このアコギはなんと言っても驚愕の価格(税込7000円)で販売されていることでネットでもいろんな方が取り上げておりますが何方の評価も高くどんなものかと入手してみました。
zp-73で作りの良さをしっていましたのでこちらもさらに低価格ではありますが普通に弾き易いですし買って損はないと思います。中国製ということで細かい仕上げの処理の甘さなどはありますが、フレットの端の仕上げとかボディーエッジの角とかは手直してナット・サドル牛骨化、ペグボタンが丸いペグに交換等プチカスタムを施しました。
外観の特徴は、ボディーがバスウッドということでやたらに色白でして、反面バックは黒で塗りつぶしされておりまして木目の状態がわかりません。指板はローズウッドで色の濃淡があってハカランダ風な感じもあります。あとネックの長さはレギュラースケールで中国製のアコギは何故かレギュラースケールが多いんですが、規格で統一でもしているのでしょうか。弦高も6弦12fで2.1㎜とかなり低くしていますので弾き易くいい感じです。
音の方はいい意味で期待以上の鳴りでバランス良く鳴ります。なんせ安いのでもう一本欲しいところですが、現行バージョンはヘッドロゴがZENNではなくプレイテックロゴになっているらしので少し残念です。いっそ、ヘッドロゴも剥がしてボディの塗装も剥いでラッカー塗装にでもすればもっと鳴りが良くなるかも?と想像が尽きませんが、国産の70年代のアコギがジャパンヴィンテージなんて言われているようにこのZENN辺りも何十年後かに更にいい音、いい味わいのアコギになってくれていることを期待してしまいます。
(売却済みです)